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氷の世界に雨が降っていた。 局地的な熱を持った雨は空を舞う人工物、ドローンより降り注ぐものである。 その雨を一身に浴びるのは地面に張り付いた氷の中心に佇む、1体の美しき氷像だった。 それは村に放たれた刺客、特殊部隊黒木真珠を閉じ込める氷の檻だ。 雪国では降り積もった雪や道に貼った氷を湯で解かすのはご法度である。 そのような極寒の環境では、湯をかけたところで完全に気化せず、半端に溶けた氷が再凍結してより強固に固まってしまうからだ。 だが、超常現象によって生み出されたこの氷にそのルールは適応されない。 6月の山折村はほんのりと暖かい初夏の気候だ。 降り注ぐ熱湯に氷は再凍結することなく溶けて行き、解凍と言うその役割を果たして行く。 閉じ込められた真珠の右手が手首周りまで露出した。 自由になった手首の返しだけで僅かに脆くなった氷を打ち砕く。 そうして、傷口を広げてゆくように徐々に可動域を伸ばして行く。 肩まで表に出たところで振り上げたこぶしを自らの胸元に振り下ろす。 氷粒が弾けるように飛び散り、氷の壁が砕けて行く。 ここまで来れば脱出できたも同然である。 片手さえ自由になってしまえば、真珠にとって氷を割る程度のことは容易い。 自分を殴りつけるようにして氷の檻を砕いて行き、ほどなくして全身が解放された。 氷の檻から一歩踏み出す。 解き放たれた真珠はまず自身の性能を確かめる。 1時間以上同じ体制でいたおかげで少し体が硬くなっているが、氷に閉じ込められたことによる凍傷などの影響はない。 防護服は性能の流石である。 宇宙服並みの機能でありながら生身と変わらぬ機動性を保っている。 固まった体をほぐす柔軟ついでに次の行動について思考する。 氷内に閉じ込められて約1時間。すでに標的(ハヤブサⅢ)たちは遠くに向かっているだろう。 今から足取りを追うのはさすがに難しい。相手が相手だ、追えるような痕跡も残っていまい。 何より追ったところで相手が徒党を組んでいる以上、単独では繰り返しの返り討ちに合うだけだ。 単独の任務遂行には限界がある。 こちらも村人を利用して徒党を組むべきだろう。 だが、村人を利用すると言っても、今から村人たちを従えるのは正直言って厳しい。 基本的に村人にとって特殊部隊は敵である。 その印象を覆せるとしたら任務開始直後。 まだ印象の出来上がる前に懐柔するしかない。 つまり信頼関係による協力関係を築くには初手を誤った時点で手遅れだ。 今からでも恐怖による統制ならば有効だろうが、そのやり方だと士気と練度は期待できない。 裏切りのリスクも高いだろうし、囮くらいにしか使い道がなさそうだ。 それも使いようだが、それなりに連携の取れているハヤブサⅢに氷使いを殺すには足りない。 下手をすれば、向こうに戦力を取り込まれる危険性すらある。 後は、現実的な方法としては利害の一致による取引があるが。 これは、この状況で自らを殺しに来た連中に媚び諂えるプライドのなさと、状況を見極める狡猾さを兼ね備えた都合のいい『狗』でもいなければ難しいだろう。 何より利害の一致による関係はより良い条件があれば容易く裏切る。 好みを言っていられる場面ではないが、仮にそんな輩がいたとしても真珠個人としてはあまり組みたい相手ではない。 結論としては、やはり今から村人を手駒にするのは難しい。 考えるまでもなく分かりきっていた事だが、やはり初動のミスは痛い。 とは言え村がこのような魔境になっていると読めなければできない対応ではあったのだが。 だが、逆に任務開始直後ではできなかった方法もある。 先ほど真珠が戦ったハヤブサⅢが率いる一団のように、生存している正常感染者たちも固まり始める頃合いだ この状況で単独行動をしている村人はよほどの馬鹿か、悪さをしている輩くらいのモノだろう。 それなりに広い作戦区域をたった6名でカバーしなければならない状況では戦力をまとめるのは愚策だが、戦況は次の段階に移っているはずだ。 ローラー作戦が終わって、次は集まった所を一網打尽にするフェイズである。 本来であればこれも単独で事足りるはずだったのだが、異能と言う不確定要素によって思いのほか感染者側の戦力が厚い。 ならば、SSOG側も戦力をまとめてもいい段階だ。 少なくともハヤブサⅢが徒党を組んでいる以上、他の隊員と真珠の利害は一致している。 何より、それぞれが一騎当千の猛者であるが、SSOGは秘密特殊「部隊」である。 当然、単独よりも連携を取った方が圧倒的に強い。 目的、戦力、信頼関係。利害と言うのならこれが最も一致している。 だが、この提案が受け入れられるかは相手次第だろう。 例えば、美羽はまず受けない。 単独で集団を引きつぶせるブルドーザー。 連携を取るより敵地の中心に突っ込ませた方が効果的な狂犬だ。 状況と条件次第だが、そういう意味では成田もそうだ。 狙撃手は連携面での強みもあるが、単独行動の方が効果を発揮する場合もある。 奴に限っては遊撃兵として柔軟に対応してもらった方がいいかもれない。 大田原は効果的任務を遂行できる提案であれば受け入れるだろうが。 そうなるには大田原が戦力的に足りないと感じている状況でなければならない。 あの最強が現状で苦戦しているとは考えづらい。望み薄か。 そうなると、候補は広川と乃木平辺りになるのだが。 広川はともかく、乃木平は微妙なところだ。 戦力的のどうこうの話ではなく、考え方の話だ。 乃木平の『イイ子ちゃん』なスタンスは真珠とは合わない。 対等な立場の隊員同士だからこそ致命的なズレになりかねない。 何より、あの戦場初心者(ニュービー)に各個撃破と言う司令部から与えられた任務を無視して、戦況に合わせた自己判断ができるとは思えない。 柔軟性という意味では、村にいるらしい小田巻を取っ捕まえられれば一番なのだが。 善悪の頓着がない小田巻のスタンスは真珠とも合うし、何よりその能力を真珠は高く評価している。 むしろ、小田巻であれば自ら売り込んできてもおかしくないくらいだ。 とは言え小田巻に関しては作戦区分が決まっている隊員たちと違って、どこにいるかの指針がないためハヤブサⅢ以上に探しようがない。 ひとまず真珠は広川に辺りをつけて、担当区域である北部に意識を向けた。 ■ 診療所を通り過ぎた山の手前に、一台の軽トラックが駐車されていた。 明らかな違法駐車だが、それを注意する者はこの村にはいない。 何よりそのトラックに乗り合っているのは自衛隊に所属する公務員である。 そのトラックの荷台には、後ろ手に親指を縛られた状態で寝ころがされているスヴィアとその見張りを任された碓氷が残されていた。 所属も思惑も目的と違う、継ぎ接ぎだらけの臨時部隊は地下研究所の入り口を求めて診療所に向かっていた。 そこまでに至る道中の車内で、既にスヴィアへの尋問は終えている。 スヴィアの持つ研究所の研究内容、黒幕をスヴィアが知り得た根拠など、話せることは全て話した。 情報を聞き出された今もスヴィアが用済みとされず生かされているのは、証言の裏取りがまだできていないと言う事情と、元研究員としての知識を期待されての事だ。 だが、いざ院内に突入しようと言う段階で、部隊を仕切っている天が「別用ができた」とその場を離れ何処かへと消え去った。 その際に、碓氷は天からスヴィアの見張りと世話係と言う役割を与えられたのだった。 「食べてください。アナタには回復して頂かないと」 碓氷が災害時非常持ち出し袋から氷砂糖を取り出し、スヴィアの口元に差し出す。 だが、スヴィアは僅かに顔を背けてそれを拒否する。 碓氷は困った生徒に対応するようにやれやれと肩を竦める。 「…………ボクの事より……自分のことを心配したらどうだい……? あまり、信用されていないようだが」 「なぁに。信用を重ねていくにはまずは小さな仕事をコツコツですよ」 碓氷が見張るのは重症の女一人。任せられる仕事はこの程度だと思われているという事だ。 トラックの外ではライフル銃を手にした真理が周囲の警戒を行っている。 周囲だけではなく、碓氷とスヴィア、2人の見張りも兼ねているのだろう。 碓氷は同じ特殊部隊の真理と違って天に信用されていない。 「誤解しないでいただきたいのですが、私はあなた方の敵になった訳ではない。 この状況で生き残るために当たり前の身の振り方をしただけだ」 碓氷の目に映るスヴィアの色は赤。 敵対心を露にするスヴィアを宥めるように碓氷がそう言った。 「…………当たり前……? 私たちを……殺しに来た、特殊部隊に手を貸す事がかい……?」 「ええ」 強者に阿る自らを何も恥じることないと、碓氷は肯定する。 村の敵になった訳でも村人を殺したいわけでもない。 より正確に言うのならば、村がどうなろうが、他の村人が生きようが死のうが、碓氷にとってはどうでもいい。 望むのは自らの生存。 生き残るという1点において碓氷の判断は正しいものだ。 「…………わかって、いるだろう……? 信用で、どうこうなる相手じゃない……。 どれだけ……信用を得ても……最後には切り捨てられる……だけだ」 「そうでもないですよ。彼らは無差別な殺人者ではない。秩序ある殺戮者だ、殺す理由がない限りは殺しませんよ」 特殊部隊の面々は理由のない殺しはしない。 問題はその理由が、村人の皆殺しにあるという所なのだが。 処分を保留されている間に、その理由さえなくなってしまえば殺されることはない。 特殊部隊たちが女王を暗殺してこの事態を解決する。あるいは隔離案によって女王の隔離が行われる。 それまでに切られない程度に、そこそこの信用を稼いでおくのが碓氷の生存戦略だ。 現状、彼が生き残る目はそれしかない。その後の展開は、今生き残ってこそである。 「むしろ、僕からすれば分からないのはあなたの方だ。スヴィア先生」 「………………ボクが?」 唐突に話の矛先が向け返されスヴィアが僅かに困惑する。 「あなたは自ら人質を買って出た。高潔な事だ。 正直、死んでもいいという覚悟は僕には理解できない所ではあるのですが、その覚悟自体は尊重します。 ですが、その覚悟を下らない意地に使うのは理解できない」 「…………どういう意味だ……?」 研究者として生きると決めた時点で覚悟はできている。 それが下らないとはどういうことなのか。 「助けたい人がいるでも、責任を果たしたいでも、理由は何でもいいでしょう 本当に事態を収束したいのならば、無意味な反発心は捨てて、全力で協力すべきだ」 この言葉にスヴィアはとっさに反論できなかった。 事態の収束という観点だけを見れば特殊部隊の人間と元研究員の人間が手を組むのは実に理にかなっている。 それを快く受け入れられないのはスヴィアの特殊部隊への反発心によるものだ。 スヴィアにはこの事態を解決できるのなら死んでもいいという覚悟がある。 だが、それは無意味に命を散らしてもよいという事ではない。 何より、死んだら責任を果たせない。 「……命の使いどころを間違えるなという事か……」 呟くスヴィアに再び氷砂糖が差し出される。 スヴィアは泥を啜っても生きる覚悟で氷砂糖を口にした。 「戻りました」 「お疲れ様です。乃木平さん」 ちょうどそこでトラックの外から声が聞こえた。 どうやら天が戻ってきたようだ。 「それじゃあ、僕たちも行きましょうか」 そう言って碓氷がスヴィアの拘束を解いた。 そしてスヴィアを立ち上がらせて自らの肩を差し出す。 無言のままその肩を見つめ、スヴィアはその肩を借りるのだった。 ■ 「珠ちゃん。こっちの方でいいのよね?」 「え。あっ。はい……!」 先頭を行く田中花子が背後を振り返り、案内役である少女、日野珠へと話しかける。 他者の肉を被った野生児の襲撃を辛くも退けた花子たちは、蘇った珠の記憶を元に怪しい連中が取引していたと言う現場に向かっていた。 その背後に、一つの少女の終わりと氷の世界を残して。 とは言え、取引現場を今更調べたところで取引の痕跡は何も残っていないだろう。 彼女たちの目的は取引自体ではなく、その現場に在ったと言うマンホールのような穴である。 研究所には要人用の緊急脱出口がある、という与田の話と合わせて考えれば、真っ先に確認すべき重要事項だ。 その予測が当たっていれば、この村を襲ったバイオハザードの真実に近づくかもしれない重要な一歩となるだろう。 だが、その案内役であるはずの珠は気もそぞろな様子で後方の様子を伺っていた。 「あの……海衣さん。大丈夫なのかな?」 気を使ったような小声で花子の耳元へと話しかける。 彼女が気に掛ける視線の先では、肩を落とした海衣が無言のまま最後尾をとぼとぼと歩いていた。 見ているだけで心配になるくらいに生気のない様子で落ち込んでいる。 海衣は異能の暴走に巻き込んでしまった珠と与田に謝罪の言葉を述べた後から一言も口をきいておらず、ずっとこの調子だ。 目の前で親友である茜を喪い、海衣は深い絶望と悲哀に包まれていた。 ましてや、殺したのは親友の姿を被った野生児だ。 茜の死が脳裏に氷のように張り付いて離れない。 大事な人を喪った痛みは珠もよくわかる。 いや、この村でその痛みを味わっていない人間などいないだろう。 みかげのように生きているかもしれないというか細い希望すらない。 だからこそ珠も慰めの言葉が見当たらない。 珠も口の上手いほうではない。 むしろ考えなしに喋るタイプなので、人の慰めと言うのは苦手以前に経験がない。 自分では何と言っていいのかわからないから、頼りになる方の大人に助けを求めた。 「放っておきましょう。彼女自身の問題よ」 だが、その望みに反して花子は特に気にした風でもなくそうあしらう。 明らかに落ち込んでいる海衣を振り返りもせずヒラヒラと手を振る。 その左手は僅かに赤く、軽い凍傷が残っていた。 海衣の暴走に巻き込まれた際に氷に包まれた花子の左手。 与田に応急手当をしてもらったおかげで痛みはあるが普通に動かす分には支障はない範囲だ。 だが、利き腕ではないのがせめてもの救いだが、いざと言う時の精密動作には不安が残る。 それについて怒っているという訳ではないのだろうが、花子は海衣よりも目的地に向かう事を優先している様子だ。 与田は他人の悲哀に興味ないのか、そもそも海衣の様子を気にしていない。 あれほど落ち込んでいる海衣の様子を気にかけているのは珠だけである。 この場に常識的な、普通の価値観を持っている人間が珠しかいないのか。 若干の居心地の悪さを感じていると、先頭を行く鷹の眼を持つ女が静止の声を上げる。 「待った。この先に何かあるわね」 警戒心を強めた僅かにひそめた声。 進行方向の先に、何か異変を見つけたようだ。 「どうしましたか? 研究所の入り口でも見つけたんですか?」 「それとも、まさか敵がいた?」 後方から与田と珠が尋ねる。 だが、花子は表情を変えぬまま首を横に振った。 「いいえ。戦闘した跡のようなものがあるわね」 「……戦闘跡ですか?」 尋ね返す与田の声に不安の色が混じる。 誰かが戦っていると言うのなら巻き込まれる可能性を懸念しているようだ。 「少なくとも、ここから見る限りだと今は誰もいないみたいね。 けど、念のため迂回した方がいいかしら? 珠ちゃんどう思う?」 案内役の珠へと尋ねる。 珠は少し考えるようにうーんと呻ってから答えた。 「難しいと思う。取引してた場所と同じ方向だし、それに光も見えるから」 珠の道案内が正確だったのは、珠の記憶力以上に異能によるイベントの可視化によるものが大きい。 そして偶然か、はたまた必然か。その光の示す先は戦闘跡と近しい方向にあるようだ。 「分かったわ。ならこのまま進みましょう。 大丈夫だとは思うけど。何があるか分からないわ。警戒は怠らないようにね」 警戒を促す花子の呼びかけに与田と珠が頷きを返す。 それぞれが油断を付かれた茜の時のような失態は繰り返さない。 ただ独り海衣は答えず。僅かに離れた後方で俯いたまま、自らの火傷の残る手の平を見つめていた。 現場に近づくにつれ、珠たちにも花子が言っていた戦闘跡の姿が徐々に見えてきた。 それで、もはや戦闘行為など珍しくもないこの村内に置いて、なお花子が警戒を促していた理由が分かって来た。 それは戦闘と言うより戦争の跡のような、異様な光景だった。 診療所の裏手にある、山に程近い草原は、まるで爆弾でも投げ込まれた様に焼け焦げていた。 爆破の跡は一つや二つではなく、継続的に爆弾が爆発でもしたかのように見える。 だが、その爆破跡以上に目につくのは、地面に刻まれた小さなクレーターだろう。 クレーターは爆発によって出来たものではなく、とてつもない力が叩き付けられたかのような破壊跡であった。 そして、そのクレーターからは、ぶちまけた様な血の跡が放射状に広がっている。 まるで圧倒的な力によって血袋を破裂させたような正視に堪えない光景だ。 その中心に残されているのは前衛芸術の様な、人の死体とは思えぬ肉片である。 「珠ちゃんが見た取引現場も、この辺でいいのよね?」 「う、うん」 珠は凄惨な光景から目を逸らしながら、僅かに震える声で答える。 流石にこの惨状の中から珠に探索をさせるのは酷だろう。 ここまでは珠の記憶と異能が頼りだったが、ここまで来れば花子一人でも十分だ。 「ありがとう珠ちゃん。そこで少し休んでいて」 花子はそう珠を労うと、そもそも動く気のなさそうな与田と俯いたままの海衣をその場に残して移動を始めた。 物おじすることなく現場に近づいて行くと凄惨な現場から目をそらさずつぶさに観察する。 爆破によって吹き飛んでいるが、残された草木の踏み抜かれた折れ具合から、ここ最近で大量の人の出入りがあった事が分かる。 ゾンビすら近づかないような手入れされていない深い草原でこれはおかしい。 花子はその場に屈みこむと、焦げた草を拾い上げ手に持ってよく観察する。 煤は多層に積み重なるように濃淡があることから、爆発は1度ではなく繰り返されていたようだ。 続いて、地面に深く刻まれたクレーターへ移る。 大量に飛び散った血液は既に乾いている事から、犯行から半日以上が経過しているだろう。 状況から見て爆破の異能者と筋力強化系の異能者の戦闘があり、爆破の異能者が叩き潰された、と言う所か。 爆破物を持ち込んだ人間がいる、と言う可能性も勿論あるが、それにしては爆破の跡が多すぎる。 この無差別で無尽蔵な爆破からして異能によるものと言うのが妥当な結論だろう。 そして周囲に飛び散った血の跡を観察する。 およそ人間の殺され方とは思えない有様だ。肉片が多方に飛び散っているのは爆破による影響もあるだろう。 その行き先を辿ってみれば、飛び散った血の跡が不自然に途切れている箇所があった。 近づいてみれば明らかに地面のモノではない感触が足裏に返った。 「―――――ここね」 確認すれば、そこにあったのは通常のマンホールよりやや大きい。直系80センチほどの円形だった。 その上には草木が植え付けられており、血の跡がなければ分からないくらいに巧妙に隠されている。 流石に花子や特殊部隊の面々であれば見つけられるだろうが、素人であれば発見する事すら不可能だっただろう。 扉は見つけた。 問題はこれをどう開けるかである。 都合よく鍵が開いているという事もなさそうだ。 足先で軽くノックしてみると分厚く固い響きが返った。 どうやら簡単に破壊できる材質ではなさそうだ。 そうでなければこの戦闘の影響で壊れているはずだ。 これを破壊するには戦車砲並みの火力が必要となるだろう。 破壊は実質不可能。 工作道具の詰まった化粧箱でどうこうなるとも思えないが、その前にしておくべきことがある。 花子はひとまず珠たちの元まで戻ることにした。 「どうだったんです?」 「それらしいのは見つけたわ、それで珠ちゃんに聞きたいんだけど」 そう言いながら花子は自らの所持品を一通り取り出し、珠の目の前に並べる。 「この中で光ってるものは何かある?」 そう尋ねた。 珠は差し出されたそれらを見つめ、迷うことなく一つの物を指さした。 「えっと……コレ。このカードが強く光ってるよ」 「そう、ありがとう」 珠が選んだのは護衛の報酬として海衣から与えられた謎のカードキーだった。 花子は選ばれなかった荷物をしまうと、これまで用途の分からなかったカードを片手に踵を返す。 そして再び、地面に設置された扉の下に戻ると、その周囲を見つめる。 「見ぃつけた」 カードを読み込めそうなリーダーを見つける。 そこに先ほど選ばれたカードキーを通した。 ピと小さな音が鳴り、しばらくして何かが動く重々しい音が足元の円形から響く。 数秒の後、パチンと言う音と共に取っ手のような何かが浮き上がり、閉ざされていた蓋が僅かに開いた。 それを確認して花子は蓋を持ち上げる。 分厚く硬い扉だったが、その印象に反して扉は女の腕でも簡単に持ち上がった。 恐らく、開閉を機械がサポートしているのだろう。 そうして、珠の証言通り、円形の穴が草原に出現した。 穴の中には下水に繋がるマンホールのようにタラップが敷かれている。 だが、この先に繋がっているのは下水ではなく地獄だろう。 扉を開いた花子はひとまず、待機させていた3人をこの場に集合させることにした。 凄惨な現場を適当に迂回するように誘導して、全員が穴の前に到達する。 「この穴、すごく光ってる…………」 蘇った記憶と同じように開かれた穴を見て、珠がおびえたように呟いた。 穴から漏れ出すのは一つの光ではなく、多様な光が積み重なった異様な光だ。 この先に待ち受ける運命を現す光に、珠は慄いているようだ。 「珠ちゃん、怖いでしょうけどこの先にも同行してもらえる? あなたの力が必要なの」 駆け引きや取引ではなく、ただ正面から真摯に頼み込む。 探索や調査において珠の異能は反則的なまでに強力だ。 花子一人でも調査は出来るが圧倒的に効率が違う。 時間のないこの状況では研究所の調査に珠の協力は必須である。 珠は考える。 得体のしれない場所に進むのはもちろん怖い。 なまじ光と言う形で可視化されているだけに、その恐ろしさも実感出来てしまう。 それに姉や圭介にみかげを探したい気持ちもある。 望まぬ形で別れてしまった創やスヴィアも心配だ。 「…………うん。それがみんなを助けることになるのなら」 だが、珠は渦中に飛び込む決意をする。 知り合いは心配だが、彼らと珠が合流したところで何の解決にもならない。 それよりも、この村を救うために自分が力になれるのなら進むべきだ。 それがきっと、一番みんなのためになる。 「ありがとう珠ちゃん。与田センセも、もちろん付いて来てくださるのよね?」 「い、いやぁ。僕は研究所にはあんまり近づきたく……」 与田は焦ったように否定して、花子と研究所への入り口から離れるように後ずさる。 だが、それを逃がさぬと花子が笑顔でにじり寄る。 「あら、どうしてかしら? 研究所に行くと都合の悪い事でもあるのかしら?」 「いやそう言う訳では……何かと危険でしょうし」 「まぁどっちにしてもセンセには強制的に付いてきてもらうんだけど」 「えぇ!? 日野さんと扱い違いすぎません?」 花子から逃げ切れるはずもない。初めから拒否権など無かったのである。 研究所内に詳しく研究内容に明るい案内役は必要だ。 つまりは花子の研究所内の探索において、この2人の同行は必須である。 「それで? あなたはどうするの? 海衣ちゃん」 この中で唯一、同行が必須でないただ一人に問いかける。 離れたところで生気のない顔で佇んでいた海衣は、声をかけられても俯いたまま答えず、無言を返すばかりであった。 その態度に構わず、花子は続ける。 「ここから先は何があるかわからない。ここに残ってくれてもいいのよ? 私も護衛対象が2人もいて手一杯だし、足手まといはいらない」 ハッキリと突きつける。 だが、海衣はこの問いに答えられず、下唇を噛んで拳を震わせる。 「ああ。そういえばあなたを守護る契約だったわね。 返すわ。これで私たちの契約はおしまいね。私があなたを守護る理由もなくなった」 そう言って先ほど扉を開いたカードキーを海衣の足元に投げつける。 「いや、そんな無茶苦茶な……」 与田の突っ込みはもっともだが。 元より花子と海衣はカードキーの譲渡を交換条件に護衛を請け負うという契約関係だ。 もう用済みになったカードキーを返品してしまえばその契約は反故にできる。 かなりズルい理屈を突きつけながら、花子は続ける。 「どうなの? 海衣ちゃん。この先にあなたの求めていた『真実』があるわ」 「…………『真実』」 海衣が追い求めていたモノ。 どうしてそんなものを追い求めていたのか。 何のために、誰のために追い求めたのか。 「選択の時よ。悲しみに足を止めるのか。真実を追い求めるのか。――――選びなさい氷月海衣」 喉元に刃のような選択肢を突きつけられる。 付いてこいでも、連れて行くでもなく、自分で決めろと、そう言っていた。 「私は…………」 何がしたかったのか。 始まりは田宮院長に託されたことだ。 真実を明らかにしてほしいという彼の遺志を継いだからか? 違う。 「私は…………ッ!!」 腑抜けていた拳に徐々に力が入ってゆく。 彼女の残した火傷の跡に冷たい体に熱を込める。 自分たちが何故巻き込まれなければならなかったのか。 何のために親友たちは死んだのか。 その理由を知りたいと言う気持ちは確かにあるが、それは後から生まれた後付けの理由だ。 それも違う。 逃げたかった村。 好きじゃなかった村。 それでも、この村を襲った悲劇の理由を知りたかったのは、この村が自分の生まれ育った村だからだ。 生まれて、育った。 ただそれだけの下らない理由。 始まりはきっとそれだけだ。 これまで多くの物から逃げてきたのに、何故。 それを見捨ててはいけないと思ったのか。 それはきっと。 「私は、もう逃げたくない」 多くの物から逃げ出して、多く物を取りこぼしてきた自分だから。 だからこそ。 「だから――――行きますッ!」 他の誰でもない、決めたのは自分自身だ。 「そう。わかったわ」 その決断を褒めるでもなく、ただ受け入れる。 花子は海衣から視線を移すと、開いた穴へと振り返った。 「じゃあセンセ。先頭はお譲りするわ」 「えぇ!? 嫌ですよ、何で僕が!?」 「私はスーツだけど、うら若き乙女のパンツ見れるんだから、役得でしょう」 「興味ないですって!!」 いつも通りのやり取り。 努めていつも通りを行う大人の対応なのだとようやく海衣にも理解できてきた。 まあ片方はどこまで本気かわからないけれど。 ■ 診療所の自動扉が開き、来訪者を迎え入れた。 来訪したのは迷彩色の防護服に身を包んだ特殊部隊の男、乃木平天が率いる4人の臨時部隊だ。 その目的は男に肩を借りて歩く背丈の低い女の治療のためなどではない。 研究所と繋がると思しき診療所の調査を行うためである。 隊の殿として最後尾を行く天からすればこの診療所は2度目の来訪だ。 標的1名を殺害し、標的1名を取り逃した因縁の場である。 診療所の床には巨大な何かが這いずったような痕跡が残さていた。 前回天が訪れた時には存在しなかったこの痕跡を、天は自らが交戦したワニが残したものであると判断している。 一度引き返し、司令部に報告に向かったのも、危険区域に足を踏み入れるという覚悟によるものだ。 痕跡を視線でたどれば、入口から奥へと向かっているのが分かった。 それを確認した特殊部隊の二人は無言のまま手信号のみで状況を確認し合うと、小田巻が前に出て天が後方から支援するように隊列を組みなおす。 事態について行けず素人二人はその後ろから見守る事しかできなかった。 銃を構えた二人は連携のとれた機敏な動作で周囲のクリアリングを行いながら床に刻まれた跡を辿って行く。 安全の確保された道筋をスヴィアとそれを支える碓氷がおっかなびっくり追って行った。 狭い廊下に差し掛かると床のみならず、壁にも何かが引きずったような跡が残されていた それはつまり、ここを通ったのはこの廊下に収まらぬ巨大なナニカだと言う事だ。 その痕跡を追っていると言う事は、下手をすればこの先で怪物と戦う事になる。 「……匂いますね。血の匂いだ」 相当に臭いうらしい。 廊下の突き当りに差し掛かろうと言う所で、傍らの小田巻はそう言って顔をしかめた。 防護服を着ている天には感じられないが、確かに防護服の臭気センサーも反応を示している。 警戒度を高め、廊下の角に背を当てながら慎重に先の様子を窺いながら曲がる。 天の合図とともに連携を取って飛び出すと、そこには血の池が広がっていた。 それは暴食の限りを尽くしたような殺戮の跡だ。明らかに人間の仕業ではない。 凄惨な光景に怯むことなく軍人二人は痕跡の検分を始めた。 血の池には肉片が混じっており、大量のゾンビを食い散らかしたようである。 そして入り口から続く痕跡はここで途切れていた。 「どうやら、ここから外に向かっていったようですね」 これが外部から入ってきた跡だとするのならここに本人なりその死体が残っていなければおかしい。 そうではない以上、中に入ったのではなく外に向かった跡と言う事になる。 つまり、この怪物はここで生まれたか、若しくは成長したのだ。 あのワニがこの場で人肉を喰らい成長したのなら、最悪の想像が脳裏をよぎる。 だが、何にせよ、ここで生まれた怪物は外へと向かっている。 ひとまず自衛隊の特殊部隊が正体不明の巨大怪物と戦うようなB級映画な展開は避けられそうだ。 「……犯行からそれなりに時間は経っているようだ。ですが警戒を怠らずに」 「了解です」 ひとまずの検分と安全確認を終え、後方に待機させていた民間人2名を呼び込み血の池を超える。 その場に残された凄惨な光景に、スヴィアはケガにより悪くした顔色をさらに悪くして目を逸らした。 碓氷は耐性があると言うより他者の痛みに対する共感性の薄さ故か、臭いに顔を顰めた程度の反応しかしなかった。 そうこうあって、4人は病院のロビーにたどり着いた。 待合いのロビーには座り心地のよさそうなソファーが並んでおり、平時は村の老人たちの憩いの場になっていたのだろう。 天はそれらに目もくれずロビーの奥まで移動すると、壁に貼られた院内の案内図を確認する。 「それで、我々はどう動けばよろしいので?」 案内図を見ながら思案する天に、最後尾でスヴィアに肩を貸していた碓氷が尋ねる。 「そうですねぇ……念のためこちらの放送室も確認しておきたいですね。 碓氷さんはスヴィア博士を連れて私に同行してください。小田巻さんは研究所の入り口がないか探索をお願いします」 指揮官の判断に意義は挟まれず、その判断に従い全員が行動を開始する。 「では、30分後にこのロビーで落ち合いましょう」 「了解しました」 天の言葉と同時に単独調査を命じられた小田巻が、すっと彼らの目の前から消える。 異能と相まって碓氷の目には幽霊のように消えた様にしか見えなかった。 敵に回さず良かったと、心の底からそう思う。 「それでは、私たちも行きましょう」 その動きを気にした風でもなく天が碓氷たちに声をかける。 そして案内図に従い、リハビリ病棟にある放送室へと移動を始めた。 移動を開始して程なくして、天たち3名は何事もなく放送室に辿り着いた。 「これは……また」 碓氷が困惑とも呆れともつかない声をもらす。 スヴィアも言葉に出さないものの同じく困惑しているようだ。 辿り着いた放送室は、内部に入らずとも分かるくらいに壊れていた。 地震で壊れた風だった放送局と違って、明らかに外部から力任せに破壊されている。 恐らく天と診療所でかち合う前に美羽が破壊したのだろう。 獲物を追い詰める際に破壊したのか、それともしてやられたストレス発散に破壊したのか。 いずれにせよ彼女らしいと言えば彼女らしい発散の仕方だが、自重してほしかった所である。 「お二人はここで待機を。周囲の警戒をお願いします」 そう言って、天は破壊された放送室の中に入って行った。 残骸と化したスイッチを試しに入れてみるが、ハウリングしたようなノイズが流れるだけでまともな放送はでそうにない。 地面に転がるスイッチの破片も検分してみるが、そもそもこの放送室に村全体に音声を届ける様な機能はないようだ。 当然言えば騒然だが院内に向けての放送が主であり、あとはせいぜい駐車場に向けての放送する程度の物である。 最大音量で流しても1㎞に届くか届かないかだろう、村内全体に声を届けるのはどう考えても不可能である。 それ自体に落胆はない。元より放送計画の本命は研究所にあると想定される放送室だ。 「どうですか?」 部屋の外から碓氷が問いかける。 「ダメですね。見た目通り壊れてます。ここから声を届けるのは無理でしょうね」 言いながら確認するようにスイッチのオンオフを繰り返す。 だが、改善されるどころかノイズは酷くなるばかりである。 にも拘らず天は何かを確かめるように、しつこく確認を繰り返していた。 繰り返される無意味な行為に、いい加減碓氷が突っ込もうとした所で、天がすくっと立ち上がる。 「戻りましょうか」 先ほどのまでのしつこさはどこへやら。 あっさりと切り上げ、何の未練もないように放送室を後にする。 声をかけるタイミングを失った碓氷が僅かに遅れて、スヴィアと共にその後を追った。 3人はロビーにまで戻って来たが、小田巻はまだ戻っていない様だった。 まだ怪我から復調していないスヴィアをソファーに座らせ無言のまま待機する。 そうして合流時間に設定した30分になろうとかと言う所で、小田巻が音もなく現れた。 「首尾はどうでしたか?」 「それらしい扉を発見しました。しかしパスとコードが必要なようですね」 「なるほど。問題ありません、向かいましょう。案内してください」 無駄のない報告と方針決定が行われ、迅速に次の行動が開始される。 だが、その行動が開始される直前。 小田巻と天の間で小さな声で雑談のようなやり取りがあった。 「さっきの誰向けですか?」 「念のため、ですよ」 「?」 傍で聞いていた碓氷にはよくわからないやり取りを交わして一行は移動を始めた。 ■ 保育園で待機していた真珠の上空にドローンが到達した。 要請していた物資が届いたようだ。4台ものドローンが真珠に向かってゆっくりと降下してくる。 4台のドローンはそれぞれが一手、一足のパーツを運んでおり。 運ばれてきたそれは、一対の鉄甲と鉄靴だった。 それぞれが片手、片足の装備を一つずつ運んでおり、 一つずつ受け取ってゆく。 防護服の上からそれを纏い、拳を打ち付けると火花が散った。 鉄板も砕き弾丸をも弾く攻防一体の装備。 格闘戦を重視する真珠にとって重火器よりも強力な兵器である。 一定の格闘技術を持たなければ使いこなせない。 敵に奪われても脅威にならない、今作戦の持ち込み規格からは外れていない装備である。 これを任務に持ち込めなかったのは防護服の上から装備するための調整には、時間が足りなかったからである。 「いい仕事だ。五十嵐」 防護服の上からでもピタリとハマる。 これで『個』としての真珠に隙がなくなった。 あとは『軍』としての強さだが。 「…………なんだ」 装備のを新たにした真珠が保育園を出た直後、耳元を抑えて周囲を見た。 特殊部隊が身に着けている防護服は完全密封されているため、周囲の音を拾うために集音機能が備わっている。 その収音機がチリチリとノイズを拾っていた。 それでも気にしなければスルーしてしまいそうな小さなノイズだ。 音源は8時方向から。位置関係から言えば診療所からだろう。 不自然に途切れるノイズがモールスであることにはすぐに気づいた。 ひとまず耳を澄ましてノイズを最後まで聞き終える。 モールス信号は受け取った。 だが、これを解読した所で無意味な文字の羅列にしかならない。 これは暗号鍵を使わないと解けない符牒だろう。 だが、暗号鍵になりえる情報を特定する所から始めるとなると、解読は時間がかかりそうだ。 そう真珠が懸念したが、その予想は外れた。 拍子抜けするほどその暗号はすぐに解けたからだ。 真珠が暗号兵としても優秀であるというのもあるが、かかっていた鍵が暗号と呼べるほどたいそうなものではなかったのである。 それは、最もシンプルな解読法で解けるシーザー暗号だ。 文字を特定数シフトするだけ。 最悪、鍵を知らずとも総当たりで解ける。 これで機密情報を伝えようというのなら相当の馬鹿か無能だろう。 実際の所、この暗号も五十音を6つシフトさせただけで簡単に解けた。 送られていた暗号を解読するとこうなる。 『ホンジツハセイテンナリ』 無意味な文章である。 実際、この文章事態に意味はないのだろう。 この暗号が伝えているのは別の事実だ。 今回の作戦行動に当たり、現地で活動する隊員には便利上与えられた通し番号がある。 No1.大田原、No2.成田、No3.真珠、No4.美羽、No5.広川、No6.乃木平。 この数字自体意味はない。単純に作戦参加に選ばれた順番か何かだろう。 重要なのはこの暗号を解くカギが『6』であった事だ。 暗号鍵は『6』。発信元は診療所。 つまり、この暗号が伝えているのは乃木平が診療所いるという事実である。 その事実を特殊部隊の人間以外には伝わらない方法で伝えてきた。 この行為自体に意味がある。 これは緊急性のない救援要請だ。 つまりは、真珠と同じく特殊部隊の戦力を集める方針に舵を取っている。 他ならぬ乃木平が。 司令部の方針に逆らい、現場の独自判断で動いていると言うのはらしくない行為だ。 少なくとも真珠の知る乃木平では考えづらい行動である。 戦場初心者(ニュービー)が成長でもしたか? それとも真珠と同じく、手痛い失敗でもして瀬戸際に至ったか。 どちらにせよ面白い。 こうなってくると乃木平との合流を目指すのは『あり』だ。 こう言う手札を切れるのであれば、乃木平の指揮下に入るのも吝かではない。 北へ向かおうとしていた足を南西の診療所へと向きなおさせる。 「それじゃあ、ま。ひとっ走りしますかね」 【E-3/草原/一日目・日中】 【黒木 真珠】 [状態]:健康 [道具]:鉄甲鉄足、拳銃(H K SFP9)、サバイバルナイフ [方針] 基本.ハヤブサⅢ(田中 花子)の捜索・抹殺を最優先として動く。 1.診療所に向かい乃木平と合流する。 2.ハヤブサⅢを殺す。 3.氷使いも殺す。 4.余裕があれば研究所についての調査 [備考] ※ハヤブサⅢの現在の偽名:田中 花子を知りました ※上月みかげを小さいころに世話した少女だと思っています ■ 天たちが小田巻に案内されたのは、ロビーの端から繋がる狭い通路だった。 薄暗い通路を一列になって歩いてゆくと、関係者以外立ち入り禁止と書かれた扉の前へと辿りついた。 「ここが、そうですか」 「ええ。このフロアは一通り調べましたが、一番それらしいのはここですね」 小田巻が調査した結果、診療所内に研究所の入り口があるのならこの扉が一番可能性が高い。 扉に鍵穴はなく、その代わりに扉の横にはカードリーダー式の電子錠がついていた。 前にここを通った人間がよほどズボラなのか、それとも今回の事態に巻き込まれて慌てていたのか。 カードリーダーの横にある入力キーは蓋が開きっぱなしになっていた。 そこには電卓のように0~9の数値ボタンが並んでいる。 上部のディスプレイを見る限り、4桁の数字を入力する必要あるようだ。 現時点ではディスプレイは消灯しており、まずはパスを認識させないと入力ができないようだ。 小田巻の報告通り、どうやらパス認証と数値認証の2重の認証が必要なようである。 天はスヴィアから徴収したL3のパスをリーダーへと通す。 するとランプが緑色に光り、数値のパネルに光がともった。 「スヴィア博士。パスワード入力をお願いします」 天は後方で碓氷に引き連れられたスヴィアへと向き直り、パスワードの入力を求める。 その役割を果たすための要員だ。 「…………そう言われてもね」 「あなたなら分かるはずだ。いや、あなたにしか分からない」 このパスはスヴィアの物だ。 そこに設定された暗証番号はスヴィアにしか分からないだろう。 「ボクにしか……」 言われて考える。 これまで、考えることを避けていたことを。 錬がどうしてこのキーをスヴィアに託したのか、その理由と共に。 必要な暗証番号が共通鍵ならお手上げだ。 そうだったらスヴィアにはどうしようもない。 通すパスごとに異なる暗証番号であるはずである。 パスを通した後に入力を求められる仕様から、そうである可能性は高い。 このパスに設定されている暗証番号は何か? このIDパスは未名崎錬から与えられたものだ。当然、暗証番号を設定したのも錬だろう。 人伝という事もあって暗証番号は伝えられなかったのだろうが、伝えなかったという事はスヴィアなら分かる数値であるという事になる。 ならばスヴィアと錬。2人に関連する数字であるはずだ。 出会いの日? 別れの日? あるいは再開の日? 少し考えて、一つ、思いついた。 スヴィアは重々しい動作で指を動かして脳裏に浮かんだ4つの数字をパネルに入力していく。 入力完了の『Enter』を押すと、ピッという機械音と共に閉じていた鍵が廻る音が響いた。 「お疲れさまでした。開いたようですね」 その成果を確認して天が労う。 スヴィアはパスワードが通った事実に複雑な表情を浮かべながら、ふらつくように後方に下がる。 バランスを崩しかけたその体を受け止めた小田巻が興味本位で訪ねた。 「暗証番号は何だったんです?」 「………………誕生日だよ。よくある話さ」 嘘ではない。 誕生日であるというのは事実である。 だが、それはスヴィアの誕生日でも、ましてや錬の誕生日でもない。 1010。四宮晶の誕生日だ。 その事実にスヴィアは複雑な思いを抱えながら、その胸中を誰にも悟られぬよう覆い隠す。 「行きましょう」 部隊の指揮官である天が出発の号令を出す。 先行を務める小田巻が扉を開き、それにスヴィアに肩を貸した碓氷が続く。 殿を務める天は、閉じる前に扉の隙間にロビーから拝借したスリッパを噛ませる。 それは救援信号に気づいた隊員が駆け付けた場合の処置である。 オートロックであろうとも閉めなければ鍵もかからない。 アナログな手法だがそれだけに有効である。 招かれざる客を招くリスクがあるが放送作戦の戦力は多い方がいい。 研究所の探索に危険がないとも限らないのだから戦力はあるに越したことはない。 ノイズの届く範囲に隊員が居るか、暗号を受け取った隊員に意図が伝わるか、隊員が招集に応じるかも分からない。 何もかもがこれまでの天では取らないであろう選択の連続だ。 狭い廊下を1列になって進み、突き当たりを曲がると程なくしてエレベータに突き当たった。 呼び出しボタンを押すと、下階からエレベータが到着する。 開いてゆく自動扉に銃口を向けながら小田巻がエレベータ内に入り、天もそれに続く。 内部に爆弾を仕掛けられた様子も、天井裏にも誰かが潜んでいる気配はない事を確認してようやく銃口を降ろす。 安全確保を終えエレベータ内を見れば、エレベータパネルにはF1、B1、B2、B3のボタンが並んでいた。 ボタンは消灯しており、下部にはパスを通すリーダーがあるようだ。 「なるほど。ここにもパスが必要なのですね」 それを確認した天はエレベータ内からいったん外に出る。 そして他の3人に待機を命じると廊下の方にまで戻って行った。 天はL3とL2の2枚のセキュリティパスを所持している。 その内1枚、上位のL3パスを手元に残して余ったL2のパスを通路の一角に忍ばせた ぱっと見で分かるような隠し方ではないが、特殊部隊の隊員であればすぐに気づくだろう。 「お待たせしました」 準備を終え天がエレベータ前で待機している3人の元まで戻る。 何をしていたかなど聞く者はいない。 それは信頼関係ではなく意図を探らぬと言う上下関係に依るものだ。 天が戻った事により改めて全員がエレベータの内部に入る。 4人も乗ると若干手狭だが贅沢は言ってられない。 天が持っていたパスをかざすと全てのボタンが薄く点灯した。 「何階から調べて行きましょうか?」 「そうですね……上から順に調べて行きましょうか」 天の言葉に従い、小田巻がB1のボタンを押す。 自動扉が動き、四角く閉ざされた世界の扉が閉ざされた。 【E-1/地下研究所・B1/1日目・日中】 【乃木平 天】 [状態]:疲労(中)、ダメージ(中)、精神疲労(小) [道具]:拳銃(H K SFP9)、サバイバルナイフ、ポケットピストル(種類不明)、着火機具、研究所IDパス(L3)、謎のカードキー、村民名簿入り白ロム、ほかにもあるかも? [方針] 基本.仕事自体は真面目に。ただ必要ないゾンビの始末はできる範囲で避ける。 1.研究所を封鎖。外部専用回線を遮断する。ウイルスについて調査し、VHの第二波が起こる可能性を取り除く。 2.一定時間が経ち、設備があったら放送をおこない、隠れている正常感染者をあぶり出す。 3.小田巻と碓氷を指揮する。不要と判断した時点で処する。 4.黒木に出会えば情報を伝える。 5.犠牲者たちの名は忘れない。 [備考] ※ゾンビが強い音に反応することを認識しています。 ※診療所や各商店、浅野雑貨店から何か持ち出したかもしれません。 ※成田三樹康と情報の交換を行いました。手話による言葉にしていない会話があるかもしれません。 ※ポケットピストルの種類は後続の書き手にお任せします ※ハヤブサⅢの異能を視覚強化とほぼ断定してます。 ※村民名簿には午前までの生死と、カメラ経由で判断可能な異能が記載されています。 ※診療所の周囲1kmにノイズが放送されました。 ※研究所IDパス(L2)を廊下に隠しました。 【小田巻 真理】 [状態]:疲労(中度)、右腕に火傷、精神疲労(中) [道具]:ライフル銃(残弾0/5)、血のライフル弾(10発)、警棒、ポシェット、剣ナタ、物部天国の生首 [方針] 基本.生存を優先。乃木平の指揮下に入り指示に従う 1.乃木平の指示に従う 2.隔離案による女王感染者判別を試す 3.八柳藤次郎を排除する手を考える [備考] ※自分の異能をなんとなーく把握しました。 ※創の異能を右手で触れた相手を昏倒させるものだと思っています。 【碓氷 誠吾】 [状態]:健康、異能理解済、猟師服に着替え [道具]:災害時非常持ち出し袋(食料[乾パン・氷砂糖・水]二日分、軍手、簡易トイレ、オールラウンドマルチツール、懐中電灯、ほか)、ザック(古地図) スーツ、暗視スコープ、ライフル銃(残弾4/5) [方針] 基本行動方針:他人を蹴落として生き残る 1.乃木平の信頼を得て手駒となって生き延びる。 2.捨て駒にならないよう警戒。 3.隔離案による女王感染者判別を試す [備考] ※夜帳が連続殺人犯であることを知っています。 ※真理が円華を犠牲に逃げたと推測しています。 【スヴィア・リーデンベルグ】 [状態]:背中に切り傷(処置済み)、右肩に銃痕による貫通傷(処置済み)、眩暈 [道具]:なし [方針] 基本.もしこれがあの研究所絡みだったら、元々所属してた責任もあって何とか止めたい。 1.ウイルスを解析し、VHを収束させる 2.天たちの研究所探索を手伝う 3.犠牲者を減らすように説得する 4.上月くん達のことが心配だが、こうなれば一刻も早く騒動を収束させるしかない…… [備考] ※黒幕についての発言は真実であるとは限りません ■ 事態の収束を望む者。真実を求める者。 全ての始まりにして、全ての者が目指す終着点。 真実に最も近い村の地下深くの研究所にて。 誰よりも先んじて最奥に到達したる神の血を引く巫女は、異変を感じふむと片目を閉じる。 「――――風が動いたか」 空虚に向かい意味深な呟きを漏らす。 最重要施設にて美の化身たる少女の呟きは画になる光景ではあるのだが、殆どは無意味なものである。 その呟きもいつも通りの無意味なものに終わるかと思われたが、無人の室内に変化があった。 「行き止まりですけど、本当に合ってるんですかコレぇ!?」 「合ってるもなにも一本道でしょう」 「あ、そこ。与田先生の横が光ってるよ」 「出口みたいだね。与田さん、そこから動かせませんか?」 本棚の奥からワチャワチャとした声が響き、ガタガタと本棚が動いた。 「地震でズレちゃってるみたいで、動かないんですよ」 「ちょっとセンセ。しっかりして下さらないと」 「いやいや、こう言う力仕事は僕の担当じゃないですって……!」 「なら、私も手伝うよ!」 「ダメだよ珠ちゃん。狭いんだから無理に前に出たら……!」 静寂を乱す喧騒にため息を一つ零して、ツカツカと足音を立てて声のする方向へと近づいてゆく。 そして喧しい声のする本棚を、ていやーと蹴とばした。 「うわぁ!?」 「きゃっ!?」 箍が外れた様に本棚が倒れ、埃を上げる。 そして、倒れた本弾の奥から、白衣の男と小さな少女がなだれ込む様に部屋に滑り込んできた。 「何をしておる。日野の小娘」 「え、あれ? 春ちゃん? なんでこんな所に……?」 こうして、絶望の奥底で出会いがあった。 この出会いは希望となるのか。 それとも。 【E-1/地下研究所・B3 分析室・資料室/1日目・日中】 【田中 花子】 [状態]:左手凍傷、疲労(中) [道具]:ベレッタM1919(1/9)、弾倉×2、通信機(不通)、化粧箱(工作セット)、スマートフォン [方針] 基本.48時間以内に解決策を探す(最悪の場合強硬策も辞さない) 1.研究所の調査 【氷月 海衣】 [状態]:罪悪感、疲労(大)、精神疲労(大)、決意、右掌に火傷 [道具]:スマートフォン×4、防犯ブザー、スクールバッグ、診療所のマスターキー、院内の地図、一色洋子へのお土産(九条和雄の手紙付き)、保育園裏口の鍵、緊急脱出口のカードキー [方針] 基本.VHから生還し、真実に辿り着く 1.研究所の調査を行い真実を明らかにする。 2.女王感染者への対応は保留。 3.茜を殺した仇(クマカイ)を許さない 4.洋子ちゃんにお兄さんのお土産を届けたい。 【日野 珠】 [状態]:疲労(小) [道具]:なし [方針] 基本.自分にできることをしたい。 1.研究所の探索を助ける。 2.みか姉に再会できたら怒る。 [備考] ※上月みかげの異能の影響は解除されました ※研究所の秘密の入り口の場所を思い出しました。 【与田 四郎】 [状態]:健康 [道具]:研究所IDパス(L1)、注射器、薬物 [方針] 基本.生き延びたい 1.花子に付き合う 2.花子から逃げたい 【神楽 春姫】 [状態]:健康 [道具]:血塗れの巫女服、ヘルメット、御守、宝聖剣ランファルト、研究所IDパス(L1)、[HE-028]の保管された試験管、[HE-028]のレポート、山折村の歴史書、長谷川真琴の論文×2。 [方針] 基本.妾は女王 1.研究所を調査し事態を収束させる 2.襲ってくる者があらば返り討つ [備考] ※自身が女王感染者であると確信しています ※研究所の目的を把握しました。 ※[HE-028]の役割を把握しました。 ※『Z計画』の内容を把握しました。 102.「会議を始めましょう」 投下順で読む 104.血塗られた道の最果て 時系列順で読む 司令部へ 黒木 真珠 Z計画の全容及びそれに伴う世界の現状について 乃木平 天 対感染者殲滅構想「OPERATION TD」 スヴィア・リーデンベルグ 小田巻 真理 碓氷 誠吾 THE LONELY GIRLS 田中 花子 与田 四郎 氷月 海衣 日野 珠 山折村の歴史 神楽 春姫
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【研究所】 特徴のひとつ。米国地球外生命体対策調査研究所の関係者が属する。侵略!?イカ娘時点で10種類が存在する。 宇宙人を研究する組織。メンバー全員がM.I.T.を首席卒業している。 【研究所】に関係する効果を持つカード サーチ 《シンディー・キャンベル(011)》 【研究所】が条件 《シンディー・キャンベル(012)》 関連項目 特徴 クラーク ハリス マーティン シンディー・キャンベル 『侵略!イカ娘』 編集
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朝倉あきをお気に入りに追加 朝倉あきとは 朝倉あきの25%は心の壁で出来ています。朝倉あきの25%はやましさで出来ています。朝倉あきの23%は度胸で出来ています。朝倉あきの18%は罠で出来ています。朝倉あきの6%は波動で出来ています。朝倉あきの2%は電力で出来ています。朝倉あきの1%はかわいさで出来ています。 朝倉あき@ウィキペディア 朝倉あき 朝倉あきの報道 美人弁護士が肌をさらして激しくあえぎ...お色気マッサージ、谷間バッチリ着替えシーンが刺激的な『歌舞伎町弁護人 凛花』 - トレンドニュース ブラックホールを観測する新しい手段の開拓 - 理化学研究所 ヨーロッパ企画の映画「ドロステのはてで僕ら」見放題配信が本日スタート(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 大河ドラマ「青天を衝け」大隈重信役・大倉孝二さんと大隈綾子役・朝倉あきさんより、大隈重信特別番組「明治のイノベーター 大隈重信」へ特別メッセージが届きました! - PR TIMES 田中圭“神保”、安田顕“安堂”と袂を分かち単独行動に… - テレビドガッチ 中村倫也が圧巻の書道パフォーマンスを披露!書道部の高校生を演じた熱血青春ドラマ (2021年11月22日) - エキサイトニュース 明るく楽しく描かれたグラント将軍接待と、実はその裏で展開していた「日本と沖縄」の重大問題【青天を衝け 満喫リポート】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト - serai.jp あでやか!『青天を衝け』橋本愛ら女性陣メイン回に「奥様方かわいい!!」の声 元宝塚・愛希れいかにも注目集まる(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 渋沢栄一邸でのグラント前大統領歓迎会に参加していた伝説の柔道家とは?(歴史人) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第35話世帯視聴率は12・9%(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース NHK大河「青天を衝け」愛希れいか、朝倉あき…豪華美女競演に視聴者ウットリ「期待を裏切らぬ神回」 - iza(イザ!) “52歳”及川光博、ピンクのド派手衣装で圧巻オーラ パパラピーズにラブコールも(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「渋沢との言い合いはこれからも続きます」大倉孝二(大隈重信)【「青天を衝け」インタビュー】(エンタメOVO) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中村倫也セレクション、ゲスト出演した貴重なミニドラマ含む計7作品放送 - ドワンゴジェイピーnews ドラマ1週間:西島秀俊、「あな番」制作陣の新ドラマ主演 声優・高木渉が「青天を衝け」出演 - MANTANWEB NHK大河ドラマ「青天を衝け」新キャスト発表で朝倉あきトレンド入り 「今日はもう仕事しません」とファン歓喜 - ZAKZAK 三浦誠己、小野莉奈、仁村紗和らが大河ドラマ初出演 『青天を衝け』第7弾キャスト発表(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 孤独のグルメ Season1 9話・10話 | TVO テレビ大阪 - tv-osaka.co.jp 昭和歌謡 渡辺はま子 波乱の歌人生~戦争と向き合った魂の歌声~の記事一覧 | テレ東 リリ速(テレ東リリース最速情報) - テレビ東京 平岡祐太“野心家イケメン”と中村梅雀“捜査官”のコンビに亀裂が!?『機捜235II』 - テレビドガッチ 『17歳の瞳に映る世界』に三船雅也、福富優樹、武田砂鉄、こだまらコメント - CINRA.NET(シンラドットネット) 山崎紘菜“恋に狂う美女”役で怪演!スタイル抜群、モデルとしても活躍「東宝シンデレラ」出身<イタイケに恋して>(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 風間俊介主演|ドラマ『やっぱりおしい刑事』DVD BOXが9月24日発売|犬飼貴丈×白石聖×石川恋×橋本涼(HiHi Jets) - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE 有岡大貴演じる星鴨、スーツ×メガネでの変装姿に「かっこよすぎ」 - テレビドガッチ 有岡大貴主演『探偵 星鴨』第1話予告解禁 ゲストに磯野貴理子、朝倉あき - ORICON NEWS 映画「七つの会議」地上波初放送に、主演・野村萬斎「観て活力をもっていただければ」(コメントあり) - ナタリー 長澤まさみと上白石姉妹の決定的な違い…「東宝シンデレラ」が2分化した理由 - 現代ビジネス 磯村勇斗の完璧主夫姿写した「主夫メゾン」場面カット、メイキング映像も公開(写真13枚) - ナタリー ミステリの新星・浅倉秋成の最新作が大評判。就活で繰り広げられる「青春心理ゲーム」 『六人の嘘つきな大学生』 - BOOKウォッチ 発売即重版!浅倉秋成さん『六人の嘘つきな大学生』TBS系列「王様のブランチ」特集のお知らせ - カドブン ドラマ1週間:「青天を衝け」初回視聴率20.0%の好スタート 松本まりか連ドラ初主演 - MANTANWEB 結木滉星の妻役に矢作穂香、磯村勇斗の妻役に朝倉あき 『主夫メゾン』追加キャスト発表 - リアルサウンド 朝倉あきは「丁寧に生きているひと」 演技にも実直さが|注目「OVER25女優」の身上調書 - 日刊ゲンダイDIGITAL 朝倉あき演じる菫に起きる“悲劇”に疑問噴出…「24 JAPAN」9話 - cinemacafe.net ディア・ペイシェント:第6回「新しい風」 朝倉あきが登場 “千晶”貫地谷しほりにクレーム 育児ノイローゼの疑い… - MANTANWEB 『24JAPAN』CTUメンバー発表 栗山千明、池内博之、朝倉あき、村上弘明、佐野史郎 - ORICON NEWS ドラマ「24 JAPAN」栗山千明、池内博之、朝倉あきが唐沢寿明と任務に挑む(コメントあり) - ナタリー 『ドロステのはてで僕ら』朝倉あきインタビュー - MOVIE Collection [ムビコレ] 土佐和成×朝倉あき 2分の壁に挑んだ“時間SF”映画『ドロステのはてで僕ら』 - 朝日新聞社 “第二の「カメ止め」”呼び声のノンストップSF 主演・土佐和成&朝倉あきが明かす舞台ウラ - ENCOUNT 「青鞜」の女たち描く、朝倉あき主演「私たちは何も知らない」がNHK BSプレミアムに - ナタリー 15歳の朝倉あきさんに芸能界入りを勧めた祖母との思い出|私の秘蔵写真 - 日刊ゲンダイDIGITAL 「グランメゾン東京」玉森裕太の恋人役・朝倉あきに注目集まる 話題のバックハグシーンの裏側、本人が明かす - モデルプレス 二兎社『私たちは何も知らない』主演・朝倉あきに聞く~「新しい平塚らいてう像を生み出せたらうれしい」 - http //spice.eplus.jp/ グランメゾン東京:玉森裕太と婚約中の“メガネ美女”って? 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会期 学会名 開催地 会場 H22.10.2~H22.10.2 看護科学研究学会第10回学術集会 東京都千代田区 学士会館
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◎科学と倫理 ラインナップ 0607 ハーバード大、ヒトES細胞の作製承認…資金独自調達 [読売] 0608 ヒトES細胞作製、成育医療センター倫理審査委が了承 [読売] 0608 同性婚禁止の憲法修正案、米上院が否決…事実上廃案に [読売] 0608 フィリピン、死刑再廃止へ 上下両院が法案可決 [共同] 0606 人クローンES細胞指針固まる 卵子提供条件など [朝日] 0606 同性の結婚禁じる憲法修正案を支持 米大統領 [朝日] 0606 ヒトES細胞:羊膜使い神経細胞に パーキンソン治療に道 [毎日] 0603 「脳死」の乳児、判定6日後呼吸戻る [朝日] 0528 受精卵診断、届けずに11例実施 根津医師が公表 [朝日] 0414 クローン胚研究 卵子ボランティアを認める 文科省部会 [毎日] 0414 尊厳死 登録急増--富山・射水の呼吸器外し受け [毎日] 0331 尊厳死 法制化求め団体が要望書、川崎厚労相に提出 [毎日] 0329 超党派の議員連盟、「尊厳死」の早期法制化を強調 [読売] 0327 中国が臓器売買を禁止へ 7月に移植規定を施行 [朝日] 0325 患者7人安楽死の疑い、医師が呼吸器外す…富山の病院 [読売] 0325 尊厳死:法制化反対の集会 がん患者団体など200人参加 [毎日] 0324 受精卵診断是か非か [朝日] 日本移植学会:臓器移植の調査実施を承認 倫理委 [毎日] 海外渡航移植の実態調査へ 厚労省研究班 [朝日] 凍結保存精子 父子関係の確認、2審も認めず 東京高裁 [毎日] PTSDの調査、中間説明を修正 日本精神神経学会 [朝日] 七海ちゃん募金9000万円突破、腎臓移植で渡米へ [読売] 世界初ES細胞も捏造 黄教授に作成技術なし [共同] ES細胞ねつ造:規制の寛容さ突出 研究費も潤沢に [毎日] ES細胞 論文は「ねつ造」とソウル大 黄教授、辞職へ [毎日] ヒトES細胞:ソウル大教授「作ったが管理にミス」 韓国 [毎日] 臓器移植 今年9例目の脳死判定 年間最多に [毎日] 非配偶者間授精 子どもたちが「父親を知る権利」訴え [毎日] ソウル大ES細胞、研究者が卵子提供 教授謝罪 [朝日] 米で代理出産での出生届、最高裁「不受理」を支持 [読売] ユネスコ、生命倫理の宣言採択へ 差別禁止など盛り込む [朝日] 凍結精子による体外受精、子の認知認めず 東京地裁 [朝日] 65人に1人「体外受精」で誕生、高齢出産増加も影響 [読売] 0607 ハーバード大、ヒトES細胞の作製承認…資金独自調達 [読売] 【ワシントン=増満浩志】米ハーバード大は6日、人間のクローン胚(はい)を使った胚性幹細胞(ES細胞)の作製を承認したと発表した。 ES細胞は卵を壊して作るため、ブッシュ政権は倫理的に問題があるとして政府の研究助成を禁じている。同大は民間資金を独自調達して作製、様々な病気の治療に生かすための研究を推進する。 承認されたのは、糖尿病や神経難病などの患者から採取した遺伝子を持つES細胞の作製。患者の皮膚細胞から取り出した核を、あらかじめ核を除去した卵に移植する。ES細胞には様々な組織に分化する能力があるので、膵臓(すいぞう)や神経の組織を作り出せれば、拒絶反応の心配がない移植も可能になる。 クローン技術を応用したES細胞の作製は、韓国のチームによる成功の報告がねつ造と判明、まだ実現していない。 今回の研究は、同大のダグラス・メルトン教授らが2003年に申請したが、韓国の研究不正で倫理上の様々な問題が発覚したこともあり、学内外の13もの委員会で時間をかけて厳密に審査していた。 (2006年6月7日14時11分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/science/news/20060607i104.htm 0608 ヒトES細胞作製、成育医療センター倫理審査委が了承 [読売] 人体のさまざまな臓器や組織に分化する可能性を秘め、再生医療の切り札とされる、ヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)の作製計画について、国立成育医療センター(東京)の倫理審査委員会が8日開かれ、ヒトES細胞の作製計画を了承した。 今後、文部科学省の了承が得られれば、京都大再生医科学研究所(京都)に続く、国内2番目のヒトES細胞作製機関となる。 (2006年6月8日23時5分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/science/news/20060608ik21.htm 0608 同性婚禁止の憲法修正案、米上院が否決…事実上廃案に [読売] 【ワシントン=五十嵐文】米上院は7日、同性間の結婚を禁じる憲法修正案を採決にかける動議を否決した。 これにより、修正案は上院で事実上、廃案となった。 動議の可決には60票必要だったが、与党・共和党からも反対票が続出したため賛成票は49票にとどまり、採決に至らなかった。 ブッシュ大統領や共和党保守派は、11月の中間選挙に向け、キリスト教右派などの支持拡大をねらって憲法修正案の必要性を強調していたが、可決の可能性は低いとみられていた。 (2006年6月8日10時17分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20060608i403.htm 0608 フィリピン、死刑再廃止へ 上下両院が法案可決 [共同] 【マニラ7日共同】フィリピン国会上下両院は7日の合同委員会で、両院が6日までに可決した死刑廃止法案を調整、一本化して可決した。アロヨ大統領は法案に署名する方針で、発効は確実。約1000人の死刑囚が執行を免れる。仮釈放のない終身刑が最高刑になる。 大統領は4月に死刑囚を終身刑に減刑すると発表した。しかし、誘拐犯罪の被害者らは「人気低迷の大統領が、死刑制度に反対するキリスト教会の支持を得るための策略」などと批判している。 キリスト教会は、死刑は犯罪を抑止しないとして反対している。 フィリピンでは1987年に死刑が廃止されたが、誘拐多発などを受けて90年代前半に復活した。2001年1月に発足したアロヨ政権下では執行例がない。 URL http //flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM PG=STORY NGID=intl NWID=2006060701004925 0606 人クローンES細胞指針固まる 卵子提供条件など [朝日] 2006年06月06日 クローン胚(はい)からさまざまな組織になり得る胚性幹細胞(ES細胞)をつくる研究について、文部科学省の作業部会は6日、大もとになる卵子の提供条件などを盛り込んだ指針案を固めた。韓国ソウル大チームの論文捏造(ねつぞう)による教訓を反映した内容で、報告書として、今秋にも政府の総合科学技術会議(議長=小泉首相)に諮問する。 クローン胚は卵子(未受精卵)から核を抜き、皮膚など体細胞の核を移植するもの。指針案では、病気のために摘出した卵巣や、不妊治療で必要がなくなった卵子の無償での提供を認めた。ボランティアによる提供は当面認めないが、実施条件の検討を続けることにした。 卵子の提供を受ける機関に提供者の相談に応じるコーディネーター(調整役)の配置を義務づけた。提供を強いる不正な圧力がかからないよう、女性研究者やその親族、将来治療の対象となり得る難病患者からの卵子提供は禁じた。 また、韓国ソウル大チームによるクローンES細胞研究の捏造が発覚して、人クローンES細胞が実現可能かはっきりしなくなったため、研究機関にサルなど霊長類での十分な研究実績を積むことも求めた。 今回の指針案は、クローン人間の作製を禁じたクローン技術規制法の特定胚指針を改定して、反映される予定だ。 URL http //www.asahi.com/science/news/TKY200606060513.html 0606 同性の結婚禁じる憲法修正案を支持 米大統領 [朝日] 2006年06月06日18時30分 ブッシュ米大統領は5日の演説で、同性の結婚を禁ずるための憲法修正案を支持すると表明した。しかし、実際に修正が実現する可能性は低く、圧倒的な動員力を誇る保守的な宗教右派にアピールすることで、11月の中間選挙に向けて保守層の支持を固める狙いと受け止められている。 ブッシュ氏は演説で「結婚は文明の最も基本的な制度であり、活動家の裁判官に再定義されるべきではない」と主張。マサチューセッツ州最高裁が03年に出した判決などを念頭に、同性婚を容認する一部の司法の動きを強く批判した。 この日は上院で修正案が審議入りしたが、上下両院でそれぞれ3分の2の賛成と、全米50州の4分の3にあたる38州の議会での採択が必要になるため、実現は困難と見られている。 むしろ、支持率が30%前後を低迷するなか、保守層の「ブッシュ離れ」を止める方策との見方が有力だ。特に、男女の伝統的な結婚の崩壊を危ぶむ宗教右派は、ブッシュ氏の再選の原動力だったと見られている。 04年の大統領選の前にもブッシュ氏は同様の修正案を提案し、保守とリベラルの争点を鮮明にした。今年5月のギャラップ社の世論調査によると、同性婚を禁ずる憲法修正に賛成50%、反対47%で、世論を二分する問題となっている。 URL http //www.asahi.com/international/update/0606/010.html 0606 ヒトES細胞:羊膜使い神経細胞に パーキンソン治療に道 [毎日] 動物由来の培養成分を使わずに、ヒトの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)から高い効率で神経細胞を作り出すことに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と京都府立医科大の研究グループが世界で初めて成功した。従来の動物成分を使った培養は感染症などの危険性が指摘され、人への臨床応用のために解決が求められていた。パーキンソン病患者への神経細胞移植など再生医療に道を開く成果。6日の米科学誌「米国科学アカデミー紀要」(電子版)で発表される。 京都大再生医科学研究所が国内で初めてヒトES細胞を作成しており、そのヒトES細胞を使った研究論文の第1号となる。 ES細胞の培養には増殖や分化を助ける何らかの成分が必要で、研究グループは既に、マウスの骨髄由来細胞を使い、サルのES細胞から神経細胞を作ることに成功。ヒトES細胞から神経細胞を作るため、胎児を包む「羊膜」を活用し、従来は不可能とされていた動物成分を使わない培養に成功した。羊膜は得やすく、外科などでの臨床応用で安全性は確かめられているという。 羊膜を薬剤処理して、ヒトES細胞を培養したところ、2週間で全体の9割以上が神経細胞になる前の神経前駆細胞に変化。さらに、約4週間の培養で、神経前駆細胞の約4割が成熟した神経細胞になり、うち3割がドーパミンを放出する神経細胞に分化した。また、運動神経細胞や水晶体細胞などを作ることにも成功したという。 パーキンソン病は、ドーパミンを作る脳の神経細胞が機能を失い運動障害が起こる難病。国内の患者は約10万人とされ、ES細胞からドーパミン神経細胞を作り移植する治療法が期待されている。治療法の確立には、サルを使った前臨床試験の後に、人の臨床試験が必要となる。同研究センターの笹井芳樹グループディレクターは「京大との共同研究で、前臨床試験は始まった。臨床試験は京大で行う予定」と話している。【根本毅】 毎日新聞 2006年6月6日 3時00分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060606k0000m040151000c.html 0603 「脳死」の乳児、判定6日後呼吸戻る [朝日] 2006年06月03日00時03分 近畿大病院救命救急センター(大阪府大阪狭山市)で、厚生労働省研究班の小児脳死判定基準で脳死と診断された5カ月の男児が、診断6日後に自発呼吸が一時的に戻り、その後4年3カ月間生存していたことがわかった。回復力の強い乳児では、正確な脳死判定が難しく、「現在の基準では不十分」との声も出ていた。この基準見直しの動きや、子どもの脳死移植を実現しようと国会に提案された臓器移植法改正案にも影響を与えそうだ。富山市で開催中の日本脳死・脳蘇生学会で3日、発表される。 同センターの植嶋利文講師によると、男児は98年秋、心肺停止の状態で搬送された。厚労省研究班が98年に作った6歳未満の小児の脳死判定用の仮基準に従い、搬送20日目と24日目に診断を実施。その結果、自発呼吸や脳幹反射など五つの検査項目すべてで反応がなく脳死と診断した。 しかし、脳死患者では調節能力が失われる血圧や尿量、体温などが安定した状態が続き、30日目ごろからは、一時的に弱い自発呼吸が戻ることもあった。ただ、人工呼吸器をはずせるほどの呼吸は戻らず4年3カ月後に肺炎などで死亡した。 植嶋講師は「脳の血流検査など、新たな判定項目の追加検討が必要」と指摘している。 URL http //www.asahi.com/life/update/0602/013.html 0528 受精卵診断、届けずに11例実施 根津医師が公表 [朝日] 2006年05月28日22時25分 諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)の根津八紘(やひろ)院長は28日、日本産科婦人科学会(日産婦)に届け出ないまま11例の受精卵診断を実施したと明らかにした。2人が昨年末と今年の初めに出産、3人が妊娠中だという。診断当時、日産婦はまだ流産予防の受精卵診断を認めていなかったが、根津院長は「患者の年齢を考えると待っていられない」と判断、実施に踏み切ったとしている。 日産婦は今年4月、会告(指針)を改め、転座の受精卵診断を容認し、実施する際には届け出が義務づけられている。 根津院長によると、11人は30代を中心とした、3回以上流産を繰り返した習慣流産の女性。受精卵診断で、流産の原因と考えられる相互転座という染色体異常を調べ、その中の転座のない受精卵を子宮に戻した。 根津院長は98年に非配偶者間の体外受精をしたとして日産婦から除名された。だが、04年に学会ルールの順守を誓約し、再入会していた。根津院長は「日産婦は患者のために活動せず、待っていられない」と話した。 URL http //www.asahi.com/life/update/0528/007.html 0414 クローン胚研究 卵子ボランティアを認める 文科省部会 [毎日] 難病治療などにつながるヒトクローン胚(はい)研究に利用する卵子について、研究指針作りをしている文部科学省科学技術・学術審議会の作業部会(主査、豊島久真男・理化学研究所研究顧問)は14日、研究レベルが上がってヒトクローン胚研究が具体化した段階では、例外的に患者の家族らボランティアからの提供を認める方針を固めた。 政府の総合科学技術会議の専門調査会は04年、ヒトクローン胚研究を解禁する基本方針をまとめたが、関係者の女性に過大な期待がかかる懸念や人間の道具化につながる恐れがあるため、ボランティアによる提供を「原則、認めるべきでない」としていた。 しかし、この日の作業部会では、ボランティアからの提供について「全面的に禁止にする必要はない」とすることで意見がまとまった。研究がどのレベルに達した時に容認するのかや、提供を認めるボランティアの範囲などについては、今後検討することにした。 これまでは、不妊治療などで余った卵子を使うことで検討を進めていた。しかし、研究者からは、健康なボランティアの卵子に比べて質が劣り、研究の成功率が下がるなどの不満も出ていた。 作業部会では、難病患者の家族らが「研究の発展のためぜひ協力したい」と言っていると説明する委員もいた。 韓国ソウル大の黄禹錫(ファンウソク)教授(当時)が、ヒトクローン胚から胚性幹細胞(ES細胞)を作ったとした論文ねつ造事件では、ボランティアの難病患者の家族や研究員らから大量の卵子が提供されていた。 作業部会の豊島主査は「ぜひ提供したいという人たちの思いをどう受け止めるかという問題だ。総合科学技術会議の方針を緩めるものではない」と話している。【永山悦子】 ◇女性だけに特定奉仕を強いるもの 生命科学に詳しいノンフィクション作家、最相葉月さん 卵子提供を認めることになれば、総合科学技術会議の基本方針の大きな方向転換であり、一審議会レベルで決定すべきことではない。卵子提供は、女性だけに特定の医療分野への奉仕を要求することだ。患者の近親者にも、提供せざるを得ないような圧力がかかることにもなりうる。 毎日新聞 2006年4月14日 20時54分 (最終更新時間 4月14日 22時48分) URL http //www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060415k0000m040084000c.html 0414 尊厳死 登録急増--富山・射水の呼吸器外し受け [毎日] ◇不治で死期迫る場合の延命お断り/苦痛やわらげる処置は最大限に 富山県射水(いみず)市の射水市民病院であった人工呼吸器外し問題を受け、「日本尊厳死協会」(東京都文京区)が作成した「尊厳死の宣言書(リビング・ウイル)」に署名・登録する人が急増している。4月に入り新規登録者は1日100人を超え、昨年と比べ約2・7倍ものハイペース。今回、取り外しの責任者だったと認めた外科部長(50)=自宅待機中=は「家族との信頼関係の中で外した」とするが、宣言書や同意書はなく、同協会は「射水市民病院のケースが全国で終末医療に対する関心を呼び起こしたようだ」と分析している。 「宣言書」は本人の生前の意思表明を前提とした「尊厳死」法制化の運動を進める同協会が、延命治療中止の意思表明のひな型として作成。登録者数は全国で約11万人。 A4判1枚で、「私の傷病が不治で死期が迫っている場合、延命措置はお断りします」「苦痛をやわらげる処置は最大限に実施してください」などと記され、署名・なつ印して協会に送ると、登録番号を付けて保存され、本人と近親者用にコピー2通が返送される。医師が延命措置の中止に同意しない場合は、協会も医師に働きかける。 射水市民病院の問題が表面化した3月25日以降、昨年は1日平均88件だった発送依頼が連日300件以上に急増。新規登録も今月に入り1日平均105人で、昨年の39人を上回っている。 射水市民病院では、末期患者7人が人工呼吸器を外されて死亡した。病院側は「1人は家族の話で本人の意思が確認された」とするが、本人の生前の意思を示す文書はなかった。一方、外科部長は「患者や家族との気持ちのつながりで、自然に行為に及んだ。同意書にサインしてくださいとは申し訳なくて言えなかった。ルールを外し、不用意だった」としている。同協会の高井正文・事務局長は「高齢社会を背景に終末医療への関心が高まっているようだ」と話している。登録(入会)は年会費3000円(夫婦2人で4000円)。問い合わせは同会(03・3818・6563)。 毎日新聞 2006年4月14日 東京夕刊 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060414dde041040030000c.html 0331 尊厳死 法制化求め団体が要望書、川崎厚労相に提出 [毎日] 日本尊厳死協会(井形昭弘理事長)は31日、尊厳死の法制化を求める要望書を、川崎二郎厚生労働相あてに提出した。富山県射水(いみず)市の病院で、末期患者が医師によって人工呼吸器を外され死亡した問題を受けた。「延命の責務と患者の苦しみの間で第一線の医師は悩む」として、延命治療のあり方について具体的な基準を法制化するよう求めている。 毎日新聞 2006年3月31日 19時37分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20060401k0000m040047000c.html 0329 超党派の議員連盟、「尊厳死」の早期法制化を強調 [読売] 射水市民病院で入院患者7人が延命措置を中止され、死亡した問題について、超党派の国会議員で構成する「尊厳死法制化を考える議員連盟」の渡辺秀央幹事長は29日の総会後、記者団に対し「法が整備されていなかったから起きた問題」と話し、議員立法による早期法制化の必要性を強調した。 だが、今国会中に法案を提出するかどうかは明言しなかった。 (2006年3月29日22時51分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060329ic23.htm 0327 中国が臓器売買を禁止へ 7月に移植規定を施行 [朝日] 2006年03月27日20時36分 中国の衛生省は27日、急増している臓器移植の管理を強化するための「臓器移植技術臨床応用管理暫定規定」を発表した。臓器の売買を禁じ、医療機関に倫理委員会の設置などを義務づけている。施行は7月1日から。中国での移植を希望する日本人にも影響を与えそうだ。 死刑囚から摘出した臓器の移植が実施されている中国は、米国に次ぐ「移植大国」だが、法整備が遅れて犯罪の温床になっている。暫定規定は、こうした状況に歯止めをかけるのが狙いとみられる。医療機関が臓器の提供者から書面の同意を取りつけること、専門医の配置、患者に対する説明の徹底、などを義務づけた。 一方、死刑囚からの臓器摘出が人権、倫理面で国際社会から批判されている問題には触れず、論議を先送りした。 URL http //www.asahi.com/international/update/0327/006.html 0325 患者7人安楽死の疑い、医師が呼吸器外す…富山の病院 [読売] 富山県射水(いみず)市の同市民病院(麻野井英次院長)で、外科医師(50)が入院患者7人の人工呼吸器を取り外し、全員が死亡していたことが25日わかった。 医師による安楽死の疑いがあるとして同病院が県警に通報。県警は、殺人の疑いもあるとみて、外科医師らから人工呼吸器を取り外した経緯などを詳しく聞いている。 病院側によると、亡くなった7人はいずれも高齢で、終末期医療を受けていた。人工呼吸器の取り外しについては、「病院としては家族の同意を得ていると認識している」としている。 一方、射水市の分家静男市長は同日午前、会見したが「詳しい状況はわからない」と繰り返した。 同市によると、この外科医師は95年4月から同病院に勤務。昨年10月、受け持っていた70歳代後半の男性患者について、人工呼吸器を外したいと院長に申し出たが拒否されたという。 このため、同病院が内部調査を始め、それ以前の外科医師による人工呼吸器取り外しと、患者7人の死亡を確認。昨年10月、県警に通報した。外科医師は、自宅待機を命じられた。 同病院は病床数200の総合病院で、医師は25人おり、うち4人が外科医師。 安楽死をめぐっては、東海大学医学部付属病院の医師が1991年4月、末期がん患者に塩化カリウムを注射したとして殺人罪に問われ、95年3月に横浜地裁で懲役2年、執行猶予2年の有罪判決を受けた。 安楽死で医師が有罪判決を受けた初めてのケースだった。 判決では、医師による合法的な積極的安楽死が認められる要件として、〈1〉患者に耐え難い肉体的苦痛がある〈2〉死が不可避で死期が迫っている〈3〉苦痛を除去、緩和する方法がほかにない〈4〉生命の短縮を承諾する患者の明らかな意思表示がある――を示した。 一方、刑事責任が問われなかったケースもある。大阪市の病院で95年、入院中の末期がん患者に薬剤を投与し、死亡させたとして、2003年に医師が殺人容疑で書類送検されたが、大阪地検は一昨年、「死因が特定できない」として不起訴処分(嫌疑不十分)にした。 (2006年3月25日14時1分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060325it04.htm 0325 尊厳死:法制化反対の集会 がん患者団体など200人参加 [毎日] 法律で尊厳死を認めようとする動きに反対する市民集会が25日、東京都内で開かれた。弁護士や哲学者、医師らでつくる市民団体「安楽死・尊厳死法制化を阻止する会」の主催で、難病やがんの患者団体などから約200人が参加。「尊厳死の法制化は治療法のない難病患者らに死を選ばせる暗黙の圧力を生む」などの意見が相次いだ。 交通犯罪の被害者になった家族の延命治療中止を選択した遺族が「家族を殺したのは自分ではないかという気持ちが強い」と、複雑な心情を明かす場面もあった。 生命倫理に詳しく、集会に講師として参加した光石忠敬弁護士は、富山県射水市民病院の患者の不審死について「患者の同意なく他者が人工呼吸器を外すような行為を尊厳死とみなすと、患者が生きるに値しないと他人が判断をすることにもつながる。(医師の)ごう慢だ」と話した。【大場あい】 毎日新聞 2006年3月25日 20時27分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060326k0000m040076000c.html 0324 受精卵診断是か非か [朝日] (要約) 体外受精させた卵子が4~8個の細胞に分裂した団塊で、1~2個の細胞を取り出し、遺伝子や染色体を調べ、「正常」と判断した受精卵だけを子宮に戻す。日産婦は従来は命に関わる重い遺伝病にだけ認めてきたが、大谷産婦人科(神戸市)の大谷院長が、習慣流産や不妊症での実施を続けたので、倫理委員会で検討を行い、習慣流産の一部(転座の場合)にも認めることになった。 吉村泰典(日産婦倫理委員長):転座のケースで受精卵診断に本当の効果があるかまだ疑問だ。社会的合意が得られていないこと、障害者団体からの批判も十分配慮したい。 大谷徹郎(大谷産婦人科院長):転座や数的異常は、受精卵診断で流産率が減るのは明らか。自己責任で選択自由にすべきだ。出生前診断・堕胎が野放しになっていて受精卵診断だけ規制するのはおかしい。 米本昌平(科学技術文明研究所長):生殖技術を規制する法律がない米国、キリスト教倫理を背景に法規制で秩序を保とうとする欧州、「学会方針」のもとで自制する日本。いまのところ日本が最も抑制的だが、学会には強制力がない。いずれ法整備必要だが、当面は学会が統治能力を高めていくしかない。日本では社会全体で生殖医療をめぐる議論が決定的に不足している。 日本移植学会:臓器移植の調査実施を承認 倫理委 [毎日] 日本移植学会の倫理委員会は5日、国内外で実施された臓器移植の調査実施を承認した。これまで臓器別に分かれた学会などが調査していたが、移植医療普及のため情報の一本化が必要と判断した。今年から情報収集を始め、来年以降同学会の会誌やホームページ上で公開する予定。 対象は国内での臓器移植と海外での心臓移植。国内の生体肝移植は臓器提供者も対象とする。しかし、最近増えている中国や東南アジアでの臓器移植は「把握が難しい」として対象外にした。 調査は移植施設を通じ、患者の同意を得たうえで住所、氏名など個人情報を収集。プライバシーに配慮し、匿名化して手術後の臓器の生着状況や健康状態などを報告してもらう。収集した情報はそれぞれの臓器ごとに症例数や生着率、生存率などを年1回公表する。 毎日新聞 2006年2月5日 18時42分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20060206k0000m040027000c.html 海外渡航移植の実態調査へ 厚労省研究班 [朝日] 2006年02月04日06時20分 海外に渡って臓器移植を受ける日本人が相次いでいることを受けて、厚生労働省の研究班と日本移植学会は渡航移植の実態調査に乗り出す。渡航先はかつては欧米が中心だった。最近は中国やフィリピンなどアジア諸国が増えている模様だが、実数や安全性、臓器提供の実態など不明なことばかりで、患者からの相談に医師が戸惑うことも多かった。 厚労省研究班は、渡航移植を受けた患者の診察経験や、移植された臓器の状態などを移植学会の医師にアンケートする。3月末までに結果をまとめ、患者の感染率や死亡率などから、安全に十分に配慮した移植が行われているか分析する。 移植学会は4月以降、研究班を引き継ぐ形で調査を始める。 中国から帰国した腎移植患者9人を診た東京都内の医師は「臓器提供者の正確な情報がなく、患者は免疫抑制剤の使い方をきちんと説明されていなかった」という。4人は手術後2年以内にがんなどで亡くなり、「国内の移植より生存率が悪い印象だ」と指摘する。 渡航移植では人権侵害や臓器売買の可能性も懸念されている。97年に施行された臓器移植法は、海外での移植についても国内での営利目的の斡旋(あっせん)を禁じているが、多くの患者は「斡旋業者」が海外で開いたウェブサイトや口コミを通じて情報を得ているらしく、金銭授受の実態は不明だ。日本人の流入は、渡航先で移植の公平性を損なっている恐れもある。 厚労省研究班長の小林英司・自治医科大教授(移植再生医療)は「移植を受けた当事者に十分配慮しながら、まずは移植後の経過を含めて現状を把握したい」という。 渡航移植の背景には、国内では思うように移植が受けられないことがある。脳死臓器提供は臓器移植法施行後41件にとどまる。特に腎臓では、透析患者が約25万人もいて約1万2000人が移植を希望しているのに、昨年の腎移植は親族が片方の腎臓を提供する生体移植を含めても900件程度にとどまったとみられ、臓器不足が深刻だ。 URL http //www.asahi.com/national/update/0204/TKY200602030404.html 凍結保存精子 父子関係の確認、2審も認めず 東京高裁 [毎日] 凍結保存した男性の精子を使い、男性の死後に行われた体外受精で生まれた女児が、民法上の父子関係の確認(死後認知)を国側に求めた訴訟で、東京高裁は1日、請求を退けた1審・東京地裁判決(05年9月)を支持し、女児側の控訴を棄却した。宮崎公男裁判長は「死亡した者の精子を使用することは、自然な生殖とのかい離が大きく、現時点ではこれを受容する社会的認識があるとは言えない」と述べた。 判決は、医療機関が精子提供者の意思確認を確実に行ったかどうかを疑問視し「本件のような事態が繰り返されないためには、医療機関の役割も重要」と付言した。 判決によると、女児の母親と精子提供者の男性に婚姻関係はないが、男性は01年に体外受精を5回できる分の精子を提供。凍結保存され3回受精を試みたが失敗し、男性は病死。その後、4回目で母親が妊娠し、03年に女児を出産した。母親は認知を求めて法定代理人として提訴した。 民法には、死後の凍結精子を使用した父子関係についての規定はなく、同種の訴訟で04年7月、高松高裁が「父親の同意が存在する」として父子関係を認めて国側が上告中で、最高裁の判断が注目される。【武本光政】 毎日新聞 2006年2月1日 18時48分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060202k0000m040055000c.html PTSDの調査、中間説明を修正 日本精神神経学会 [朝日] 2006年01月26日 日本精神神経学会はこのほど、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の診断について、精神科医に実施したアンケートの最終報告書をまとめた。「ショックから1カ月以内に発症していたケースが、臨床例では47%、法的書類では52%を占めた」という。日本産業精神保健学会と共同で、両学会所属の9000人余を対象に02年に実施し、1151人から回答を得た(回収率12%)。 同調査をめぐっては、04年春の中間まとめ段階で「まだPTSDとは診断できないはずの、ショックから1カ月以内に診断していたケースが、臨床例では47%、法的書類では52%を占めた」と説明され、朝日新聞など複数のメディアが「PTSDと診断された事例のうち、診断時期など国際的診断基準を満たさないものがほぼ半数にのぼる」などと報じた。 日本精神神経学会は、修正の理由について「アンケートは『発症時期』について質問しているが、『診断時期』については尋ねていないため、診断できないはずの早期にPTSD診断がなされていたかどうかをこの調査で明らかにすることはできなかった。ただ、外傷体験や精神症状のとらえ方などにおいて、国際的診断基準が順守されているかという問題は依然残る」としている。 国際的な診断基準では、特徴ある症状が1カ月以上続くなどした場合にPTSDと診断することになっている。従ってショックから1カ月以内にPTSDと診断されることはないはずだが、1カ月以内に発症し、いったん急性ストレス障害など他の診断を受けた患者がその後、PTSDに移行することはある。 URL http //www.asahi.com/science/news/TKY200601250422.html 七海ちゃん募金9000万円突破、腎臓移植で渡米へ [読売] 生まれつき一つしかない腎臓がほとんど機能せず、米国での移植手術が必要となっている横浜市港南区の会社員中山明さん(35)の長女、七海ちゃん(6か月)を救うため、支援団体「ななみちゃんを救う会」が呼びかけていた募金の総額が、目標の9000万円を突破し、約1億800万円に達した。 七海ちゃんは30日に渡米する予定。同会によると、七海ちゃんは米マイアミ大学に入院し、血液透析を受けながら、ドナー(臓器提供者)が現れるのを待つ。募金の受け付けは終了した。 (2006年1月20日13時26分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20060120i505.htm 世界初ES細胞も捏造 黄教授に作成技術なし [共同] 【ソウル10日共同】韓国ソウル大の黄禹錫(ファンウソク)教授の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究疑惑を調べていた同大調査委員会は10日、最終調査結果を発表、世界で初めてヒトクローン胚からES細胞作成に成功したとする2004年2月の米科学誌サイエンスの論文を「捏造(ねつぞう)」と断定した。このES細胞と体細胞を提供した患者のDNAが一致せず、クローン技術によるES細胞作成技術自体がないと結論づけた。 教授のES細胞研究の「業績」は完全な捏造となった。「究極の再生医療」につながると期待された技術自体が虚偽となり、韓国の科学技術に対する国際的な信頼は地に落ちた。教授の研究を全面支援してきた韓国政府の打撃はさらに深まる。 世界初のクローン犬「スナッピー」を誕生させたとする05年8月の英科学誌ネイチャーの論文については、本物の可能性が高いとした。 URL http //flash24.kyodo.co.jp/?MID=MRO PG=STORY NGID=intl NWID=2006011001001033 ES細胞ねつ造:規制の寛容さ突出 研究費も潤沢に [毎日] 輝かしい「成果」は偽りだった。韓国・ソウル大の黄禹錫(ファンウソク)教授をめぐる胚(はい)性幹細胞(ES細胞)の論文不正疑惑は、同大が「9個分はねつ造」と断定したことで深刻な事態に発展した。背景には、自然科学分野で初のノーベル賞を狙う韓国政府の思惑や、論文発表が金や名声に直結する構造的な問題がある。生命科学研究の最先端で起きた今回の不祥事は、ヒトの卵子を使う研究体制の整備を慎重に進めてきた日本や米国など先進各国にも影響を及ぼしそうだ。【元村有希子、下桐実雅子】 「私と組めば何でもできますよ」。理化学研究所神戸研究所の若山照彦ゲノム・リプログラミング研究室長は、タイで開かれた学会で黄教授に会った時、自信たっぷりにそう言われたという。今回の騒動が発覚する1週間ほど前。若山室長は01年、マウスのクローン胚からES細胞を作ることに成功し、ヒト応用への端緒を作った研究者だ。 黄教授の研究環境は恵まれたものだった。 韓国にとって、自然科学分野でのノーベル賞は悲願だ。同じ工業国の隣国・日本からは戦後、9人も受賞していることへの対抗意識もある。それだけに、黄教授の成果は政府にとって千載一遇の受賞の好機と映り、全面支援が始まった。国内の世論も盛り上がった。 ES細胞の作成には卵子や受精卵が欠かせない。しかし、ヒトの卵子の採取は提供する女性の身体に危険を及ぼす可能性があるため、入手は簡単ではない。日本の場合、不妊治療などで余った受精卵を、所定の手続きを経て研究に使っているが、黄教授は卵子もふんだんに扱っていた。 ヒトの受精卵からES細胞を作成、配分している京都大再生医科学研究所の中辻憲夫所長は「数百という単位の卵子を使える韓国の環境は、極めて特殊だ」と話す。 規制の寛容さも韓国は突出している。ヒトクローン胚を研究目的で作成することを法律で認めている主要国は、韓国と英国だけだ。 米国は禁止ではないものの、研究に連邦予算を拠出することを禁じている。ヒトクローン胚を子宮に戻すとクローン人間の誕生につながることや、ES細胞作成には「生命の萌芽(ほうが)」である受精卵やクローン胚を壊す必要があり、倫理的な問題があるためだ。日本は研究解禁を目指しているが、指針を策定中で、現時点ではまだ研究できない。 こうした事情から、ヒトクローン胚ES細胞研究では韓国が独走態勢にあった。潤沢な「材料」と研究費を当てにして、共同研究を申し出る外国の研究者も少なくなかった。しかし、現実には「無償提供」とされた卵子の入手は現金の授受があるなど不適切で、研究成果も偽りだった。 若山室長は「世界のトップを走り続けようとしたのに成功率が上がらず、プレッシャーを感じて不正を働いてしまったとも考えられる」と話す。 ◇不正とカネと名声 研究論文の不正には(1)ねつ造(架空データの創作)(2)偽造(データの改ざん)(3)盗用--などがある。今回は、実際には2個だったES細胞を11個作成したように見せかける「部分的なねつ造」が確認された。調査次第では、完全な「ねつ造」の可能性もある。 有名な不正事件は、米国で乳がん手術の臨床試験データを医師がねつ造した「フィッシャー事件」(94年)▽ドイツで細胞成長研究に関するデータが偽造された「ヘルマン・ブラッハ事件」(97年)▽米国で固体物理学に関する16本の論文にねつ造が指摘された「ショーン事件」(02年)などがある。日本でも今年、大阪大と東京大で、英科学誌「ネイチャー」などに掲載された医学・生命科学分野の論文に不正疑惑が持ち上がり、著者が論文を撤回した(いずれも大学が調査中)。 不正行為に詳しい山崎茂明・愛知淑徳大教授は「これらは氷山の一角。研究の世界で競争主義と成果主義が強まる一方で、倫理教育など不正を防ぐ取り組みは遅れている」という。 特に生命科学研究は社会の関心が高い。「人目を引くテーマで、珍しい成果をいち早く論文にすれば利潤も名声も得られるという構造が、不正を生みやすくしている」と山崎教授は指摘する。 しかし、日本学術会議の調査では、国内の学会の8割が、不正が起きた場合の対処方法を決めていなかった。「ネイチャー」が6月に掲載した米国の調査結果によると、回答した医学・生命科学研究者の33%が、論文の多重投稿や矛盾するデータの隠ぺい、偽造などの「不適切な行為」を3年以内にやったと告白している。 ◇批判と支援 世論は二分 「ソウル大教授を辞職する。しかし、ヒトクローン胚のES細胞は、われわれ大韓民国の技術だと、国民の皆さんは再び確認することになる」 調査委員会の発表から3時間後。報道陣の前に姿を現した黄教授は涙ぐんだ声で、ねつ造については謝罪するが、最先端のクローン技術はウソではないと強調した。 韓国の学界や世論も「ねつ造論文なら学界から追放すべきだ」「最先端技術が虚偽でないなら支援を続けるべきだ」と真っ二つに割れている。 黄教授辞任を惜しむ声は根強い。「難病治療の希望! 黄教授のためにロウソク集会を開こう」。卵子提供ボランティアを1000人以上集めた黄教授の後援会サイトが、24日の全国集会開催を呼びかけるとアクセスが殺到。調査委の発表直後の昼すぎ、一時ダウンする事態になった。 一方、若手研究者で運営するインターネットサイトには「今回の事態を機に韓国学界の文化を変えるべきだ」など成果至上主義を問う意見も相次いだ。主要メディアにも「黄教授は我々の顔」(「中央日報」コラム)、「先を急ぐ韓国文化を見直そう」(YTNテレビ)など、一時の「神話崩壊」ショックとは違う批評が出始めている。【ソウル堀山明子】 ▽ことば(ヒトクローン胚とES細胞) ヒトクローン胚は、人間の体細胞の核を取り出し、第三者から提供された未受精卵(卵子)の核と置き換えて作る。クローン胚は、理論的には受精卵と同様に成長し、クローン人間になる可能性がある。 ES細胞は分裂過程の受精卵やクローン胚を壊し、内部から細胞を取り出して作成する。血管や神経、骨、臓器など体を構成するあらゆる細胞に分化する能力を持つ「万能細胞」だ。 ES細胞は従来、受精卵からしか作れなかった。ヒトクローン胚からES細胞ができれば、核を提供した患者と同じ遺伝情報を持ち、拒絶反応の心配がない臓器・組織を作り出せる。 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051224k0000m030081000c.html ES細胞 論文は「ねつ造」とソウル大 黄教授、辞職へ [毎日] 【ソウル堀山明子】韓国の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究疑惑でソウル大調査委員会は23日、同大の黄禹錫(ファンウソク)教授が米科学誌サイエンスに今年5月(電子版)に掲載した論文について、「単純ミスではなく、意図的なねつ造だった」とする中間調査結果を発表した。黄教授は同日午後、「国民に謝罪する」と述べ、同大教授を辞職する意思を明らかにした。 論文のねつ造が確認されたことで、黄教授を支援してきた韓国政府の責任も問われそうだ。 韓国科学技術省は調査結果を受け、黄教授への研究費支援を中止する方針を明らかにした。これまでは日本円換算で年間3億円以上の研究費を助成していた。 論文ではヒトクローン胚によるES細胞を11個作ったと報告されたが、調査委は、論文を提出した3月15日の時点でES細胞は2個しかなく、このデータを使って11個分のデータをねつ造したと結論付けた。使われた卵子の数も、論文の185個より「はるかに多い」ことを確認した。また、「黄教授の介入がなければ不可能」として、ねつ造に黄教授の関与があったと断定した。 論文作成時にあったとされる2個のES細胞についても、調査委員会がDNAの分析を進め、本当にクローン胚から作成されたものかどうかを確認するとした。 調査委は、仮に論文発表後に技術が完成したとしても、論文データのねつ造に関する「黄教授の重大な責任は逃れられない」と述べ、懲戒免職にする可能性を示唆した。 調査委がDNAを分析する2個のES細胞については、黄教授が22日に提出した捜査申請書の中で、共同研究者が経営する病院で保管されていた受精卵ES細胞だったと明らかにしている。事実とすれば、11個のデータはすべてヒトクローン胚によるES細胞ではなかったことになる。 調査委は、黄教授が世界で初めてヒトクローン胚からES細胞の作成に成功したと報告した昨年2月のサイエンス誌論文や、世界初のクローン犬を誕生させたとする今年8月の英科学誌ネイチャーの論文についても検証結果を近く発表する。 毎日新聞 2005年12月23日 13時25分 (最終更新時間 12月23日 20時50分) URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20051223k0000e030038000c.html ヒトES細胞:ソウル大教授「作ったが管理にミス」 韓国 [毎日] 【ソウル堀信一郎】ソウル大の黄禹錫(ファンウソク)教授は16日、患者の皮膚細胞からクローン技術で胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を作ることに成功したとする自らの研究を巡る疑惑について記者会見した。「ES細胞を確実に作り、その技術を有している」と訴え、成功は虚偽との指摘に反論した。しかし、今年5月に研究成果を発表した米科学誌サイエンスの論文については「掲載した写真にいくつかの問題があった。論文を撤回する」と述べた。 韓国では、黄教授の研究は自然科学分野で韓国初のノーベル賞に値すると政府、国民を挙げて期待感が広がっていただけに、論文撤回発言は韓国社会に衝撃を与えた。 黄教授は会見で「ES細胞は作ったが、その後の管理が十分でなく、ミスがあった」と述べた。共同研究していたミズメディ病院が保管していたES細胞が、ソウル大のES細胞と入れ替わった可能性があるという。 黄教授によると、今年初め、幹細胞研究室で事故が発生し、6個の幹細胞がだめになった。 しかし、5個のES細胞を凍結保存中で、これを解凍して検査すれば真偽が確認できると主張した。また、真相究明のため、捜査当局に調査を依頼したことを明らかにした。ソウル大調査委員会の調査結果が出た後、捜査が始まるとみられる。 一方、ミズメディ病院の盧聖一(ノソンイル)理事長も記者会見し「私が、黄教授の部下でありソウル大から米国に派遣されている研究員に、真実を言えとただしたところ、論文は虚偽だと答えた」と述べるなど黄教授を批判した。 黄教授の研究成果について韓国メディアは15日、論文の共同執筆者の盧理事長が「黄教授が作ったと主張している11個の胚性幹細胞のうち9個が偽物であることが確実で、残りの2個は真偽の区別がつかない」と語ったと報道した。 毎日新聞 2005年12月16日 21時47分 (最終更新時間 12月16日 21時50分) URL http //www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20051217k0000m040130000c.html 臓器移植 今年9例目の脳死判定 年間最多に [毎日] 日本臓器移植ネットワーク(本部・東京都港区)は26日、近畿地方の病院に窒息のため入院していた成人男性が、同日午前1時半過ぎに、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。法的脳死判定は国内で41例目。今年の判定は9人目で、臓器移植法が施行された97年以降、年間最多となった。男性の年齢や病院名は家族の希望を理由に公表されていない。 心臓は国立循環器病センター(大阪府吹田市)、肺は京都大病院、肝臓は北海道大病院、腎臓の片方と膵臓(すいぞう)は九州大病院、もう片方の腎臓は和歌山医大病院で、それぞれ移植される見通し。【高木昭午】 毎日新聞 2005年11月26日 東京夕刊 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20051126dde041100064000c.html 非配偶者間授精 子どもたちが「父親を知る権利」訴え [毎日] 夫以外の第三者から提供された精子を使うAID(非配偶者間人工授精)で生まれた人たちが26日、東京都内で一般向けの講演会を開き、「自分のルーツの半分を知らないのは不安だ」などとして、提供者(遺伝上の父親)を知る権利の獲得を訴えた。国内で生まれたAID児は1万人を超すとされるが、現在は匿名を条件に精子の提供がなされており、提供者を知る道は閉ざされている。 20代の女性は「生まれた人たちの気持ちを調査しないで、AIDに問題がないというのはおかしい」と訴えた。30代女性は「これからAIDで生まれる人には、自分のルーツを知る権利を認めてほしい。提供者が減っても仕方ない」と語った。 いずれも、今春結成された「DI Offspring Group(非配偶者間人工授精で生まれた子どもの会)」のメンバーで、今後も当事者の連帯を呼び掛ける。同会の連絡先はDOGoffice@hotmail.co.jp。 厚生労働省の生殖補助医療部会は03年、AIDなどで生まれて来る子どもに「出自を知る権利」を認める報告書をまとめたが、法制化は進んでいない。【下桐実雅子】 毎日新聞 2005年11月26日 19時55分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20051127k0000m040060000c.html ソウル大ES細胞、研究者が卵子提供 教授謝罪 [朝日] 2005年11月25日11時36分 ヒトクローン胚(はい)から世界で初めて胚性幹細胞(ES細胞)をつくることに成功したソウル大の研究チームが、実験用卵子をチーム内の女性研究員2人から得たほか、別の卵子の提供者に金銭を支払っていたことが分かった。研究チームを率いる黄禹錫(ファン・ウソク)教授は記者会見を開いて謝罪するとともに、同大に世界で初めて設立された「ES細胞ハブ」の所長を辞任することを明らかにした。 韓国保健福祉省が24日、ソウル大倫理委員会の調査結果として発表した。黄教授は「法律や倫理規定に照らし、深い洞察に欠けている部分があった」と非を認めた。「ES細胞ハブ」は、クローン技術による再生医療を難病治療に役立てようと開設されたが、構想はつまずいた形だ。 調査結果や黄教授によると、研究員2人は自発的に卵子提供を申し出た。黄教授は拒否したが、2人は研究に協力した病院を通じ無断で卵子を提供。黄教授も後に事実を把握したが、プライバシーを考慮し公表しなかったという。 また、協力病院が卵子提供者16人に補償金名目で1人あたり150万ウォン(約17万円)の現金を渡していたことも確認された。 韓国では1月に生命倫理法が施行され、卵子提供にともなう金銭や利益提供が禁じられている。ただ研究チームへの卵子提供は施行前だったことから同大倫理委は「法的にも倫理的にも問題はなかった」とした。一方、保健福祉省は卵子提供にかかわる法規制と倫理規則の制定や提供機関の新設、民間病院などへの監督体制強化などの対策を打ち出している。 URL http //www.asahi.com/international/update/1125/005.html 米で代理出産での出生届、最高裁「不受理」を支持 [読売] 米国での代理出産で生まれた双子の出生届が、日本で受理されなかったのは不当だとして、関西地方在住の日本人夫婦が不受理処分の取り消しを求めた家事審判で、最高裁第1小法廷(才口千晴裁判長)は24日、夫婦側の請求を退けた大阪高裁決定を支持し、特別抗告を棄却する決定をした。出生届の不受理が確定した。 日本国内では代理出産が認められていないことから、不妊に悩む夫婦が海外の代理母に依頼して子をもうける例は少なくないが、今回は、こうしたケースに対する最高裁の初判断で、影響を与えそうだ。 この夫(55)と妻(57)は、国内で不妊治療を試みたが妊娠しなかったため、夫の精子を凍結保存し、2002年4月、アジア系米国人女性から提供された卵子を使って体外受精した。受精卵は「代理母」となる別の米国人女性の子宮に移され、同年10月に双子が生まれた。 米国では、夫婦を双子の父母とする出生証明書が発行された。夫婦は03年2月に帰国し、出生届を提出したが、居住する自治体が04年2月、不受理としたため、夫婦が家裁に取り消しを求めた。家裁は同年8月にこれを却下し、大阪高裁も今年5月、抗告を棄却した。双子は米国籍として外国人登録されている。 高裁決定は、〈1〉女性は妊娠し、出産することで母性をはぐくむから、子の福祉の観点からも、出産した女性を母とすることに合理性がある〈2〉代理母による出産は第三者に多大な危険を負わせるうえ、依頼者と代理母の間で子を巡る争いが生じかねず、出生届の受理はこうした医療を容認するのに等しい――と指摘した。第1小法廷も高裁判断を「是認できる」とした。 今回と同様のケースで生まれた子が、今後、日本国籍を取得するには、夫が代理母との間でもうけた非嫡出子として認知し、帰化させるか、戸籍上実子と同様に扱う特別養子縁組をするなどの手段が必要になる。 (2005年11月25日1時52分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20051124it16.htm ユネスコ、生命倫理の宣言採択へ 差別禁止など盛り込む [朝日] 2005年10月09日11時28分 生命倫理の国際的な規範を定めた宣言が、パリで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)総会で、近く討議が始まる。21日の会期末までに採択される見通し。患者の同意に基づく医療や、プライバシー尊重、差別の禁止など、生命倫理全般にわたって各国が守るべき規範が初めて示される。宣言によって医学研究の国際協力などが共通の倫理規範に沿って進むことが期待されている。 事前の政府間会合で、前文と28条から成る「生命倫理と人権に関する世界宣言案」が合意されている。各国政府が生命倫理全般について包括的に合意して宣言を作るのはこれが最初になる。 宣言の背景には国境を越えた医学研究の増加がある。近年、根拠にもとづく医療が重視され、何カ国にもまたがる数千人規模の臨床試験で薬の有効性を調べることが珍しくなくなった。世界共通の規範ができれば、協力を進めやすくなる。また、アフリカなどでエイズに苦しむ貧しい人々が高価な薬を買えないことが問題になったように、世界中の人々が医学の恩恵を受けられるようにするという課題も浮上している。 宣言には、治療や医学研究でのインフォームド・コンセント(十分な説明と同意)やプライバシー尊重など日本の医療現場でも直面している倫理原則のほか、研究の利益が開発途上国にも分配されるべきだという原則も示されている。 ユネスコの宣言は条約ではないので法的拘束力は持たないが、加盟国に対して宣言の原則を実施すべく適切な措置をとることを求めている。 URL http //www.asahi.com/international/update/1009/008.html 凍結精子による体外受精、子の認知認めず 東京地裁 [朝日] 2005年09月29日19時56分 夫の死後、凍結保存していた精子を使って体外受精で妊娠した女性が、出産した女児を夫の子と認知するよう求めた訴訟の判決が29日、東京地裁であった。奥田隆文裁判長は「死者の精子を使った生殖補助医療を受け入れる社会的な共通認識が現段階であるとは言えない」などとして法律上の親子関係を認めず、女性の請求を棄却した。 関東地方に住む女性は内縁の夫が病気だったため01年に夫の精子を採取し、凍結保存。体外受精を始めた。夫は02年、30代で死亡。その後、4回目の体外受精が成功。03年に出産した。 女性は(1)夫は生前、体外受精による子どもの誕生を望んでいた。死後も体外受精に同意していたといえる(2)認知により子どもが出生を知る権利が保護され、相続権が生じるなど実益がある(3)認知されないと戸籍の父の欄が空白のままになり、就職や結婚などの際に不利益を被る可能性がある――と主張していた。 判決は(1)4回目の体外受精の時点では夫は死んでいる以上、同意があったとは言えない(2)夫の死亡時点で胎児でもなかった子どもに相続権が生じる余地はない(3)女性が主張する不利益の多くは事実上のもの――と指摘した。「生存している男女の性行為による自然な生殖との乖離(かいり)が著しく、死後生殖を受け入れる社会的な認識ができているとまで認められない」という事情も重視した。 奥田裁判長は「女児が健やかに成長していくために国や社会として可能な限りの配慮をしていく必要がある。急速に進展する生殖補助医療について早急な法整備が求められる」と付け加えた。 同様の問題での司法判断は3例目。松山地裁が03年、原告の女性の訴えを退けたのに対し、高松高裁が04年、女性の訴えを認める逆転判決を言い渡した。この訴訟は現在上告中で、最高裁の判断が注目されている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0929/TKY200509290265.html 65人に1人「体外受精」で誕生、高齢出産増加も影響 [読売] 新生児65人のうち1人は体外受精児――。精子と卵子を体外で受精させて子宮へ戻す「体外受精」によって国内で生まれた子供が、2003年の1年間で過去最高の1万7400人に達したことが、日本産科婦人科学会(武谷雄二理事長)の調査で13日明らかになった。 調査したのは、同学会に体外受精の実施登録施設として届け出ている590施設。それによると、03年の体外受精による出生児数は1万7400人と、前年より2177人増加した。全出生数(112万3610人)に占める割合は1・5%で、この年に生まれた65人の赤ちゃんのうち1人が体外受精児になる計算だ。 世界初の体外受精児は1978年に英国で誕生し、国内では83年に東北大が成功した。以来、体外受精は年々増え続け、同学会が調査を始めた86年以来の累積出生数は計11万7589人となった。 調査を担当した久保春海・東邦大教授(産婦人科)は、「治療1回あたりの妊娠率はそれほど向上しておらず、不妊患者の数が増えた結果だろう。安全に妊娠・出産できる年齢限界は35歳以下ということを認識してほしい」と述べ、体外受精件数を引き上げている高齢出産の増加に警鐘を鳴らしている。 TITLE 65人に1人「体外受精」で誕生、高齢出産増加も影響 科学 YOMIURI ONLINE(読売新聞)DATE 2005/09/14 09 14URL http //www.yomiuri.co.jp/main/news/20050914i201.htm
https://w.atwiki.jp/politik/pages/1673.html
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【検索用 みなかたけんきゅうしょ 登録タグ PV師 グループ 作み 作みな 作り手 絵師】 + 目次 目次 概要 リンク 曲 CD 動画 コメント 【ニコニコ動画】 概要 サークル名:『南方研究所』(みなかたけんきゅうじょ) タスク、うつした両氏が結成した研究所、もといユニット・サークル。 イラストCG、壁画、ライブペイント、アニメーション、プロモーションビデオ等を制作している。 メンバー(研究員)はタスク・うつした・チョボ六・ハチ。結成前から、タスク・うつした両氏は2人で動画を制作・投稿していた。最初の投稿動画『部屋の壁にサイハテミクを描いてみた』は、「壁に絵を描く」斬新なスタイルで話題を呼んだ。 2009年ごろからアニメーションを制作するようになった。ハチ氏の『clock lock works』などが有名。 2010年1月、この二人によって南方研究所が結成された。これと前後してチョボ六氏が加入。さらに『沙上の夢喰い少女』からはハチ氏も加わることになった。 リンク ニコニコ動画(タスク) TwitterTwitter(タスク) Twitter(ハチ) Website 曲 clock lock works WORLD S END UMBRELLA 徒花の涙 群青讃歌 声/はりー 沙上の夢喰い少女 砂の惑星 晴天前夜 泥中に咲く ワンダーランドと羊の歌 CD 南方研究所映像集001[ageing nook] ワンダーランドと羊の歌/CD 動画 コメント 南方研究所のPV、新曲の度に絵柄が全然違うから凄いと思う。 -- 元禄 (2014-09-06 10 38 18) 進化し続けてる感じがあるよな -- 名無しさん (2015-03-23 13 13 27) 名前 コメント
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手野総合研究所 手野総合研究所は、自然科学、産業技術開発を中心とした、世界最大の研究所、シンクタンクである。 もともとは手野産業、手野金融、手野工業の3社に分散していた研究機関を統合するために作られた。 2001年4月1日に社団法人として設立され、2009年4月1日に一般社団法人として再編された。 世界中に研究拠点を有する。 目次 研究内容 研究拠点 付属施設 歴史 研究内容 手野金融、手野工業の付属研究所から引き継いだ研究内容、手野産業から引き継いだ研究内容、及び手野総合研究所として設置される際又は以降に開始された研究内容の3つに分類できる。 手野産業からの引き継ぎ 手野金融及び手野工業からの引き継ぎ 研究所設置以後に開始された研究 現在実施している主な業務 手野産業から引き継いだ研究 手野産業時代には、主としてコンピューター関連の研究を行っていた。 末期では人工知能の研究も開始しており、自動車や電車などに利用している。 法律研究も行っており、民法分野、商法分野に非常に強みを持つ。 貿易関連の研究も実施しており、その関連で船や飛行機のより効率的な設計なども研究している。 火力発電を筆頭とする高効率の発電方法の研究も実施している。 また、上記以外に、森林環境の保護、物理学や化学といった自然科学系の研究も行っている。 手野金融及び手野工業から引き継いだ研究 手野金融時代は、総合的コンサルティングを実施し、国内外問わずに経営戦略の手助けをしていた。 さらに手野市を中心とした大阪、関西、近畿、そして全国について諸政策のアドバイスをはじめとするシンクタンクの業務を行っている。 手野工業では、地震による建物や交通網の復旧、回復、倒壊を未然に防ぐための構造などの研究を行っていた。 また、素材の研究も実施している。 研究所設置以後に開始された研究 より安全で効率的な情報のやり取りのための研究を行っている。 これには、量子科学の分野も関わっているため、それらの施設もある。 また、次世代発電施設の研究も行っている。 現在実施している主な業務 研究拠点 本部・支部名 所在地 総本部 大阪府手野市手野公園内 東京本部 東京手野ビル内 付属施設 歴史
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(※テロメラーゼについてもこのページで。) 生命 / 長寿 / 生と死 ーーー COVID-19ワクチンの危険性 / ワクチンと寿命 ● エリザベス・H・ブラックバーン - Wikipedia ▲ アメリカ合衆国の生物学者。テトラヒメナからテロメア配列を同定し、テロメアを伸長する酵素・テロメラーゼを発見した業績で知られる。2009年、ノーベル生理学・医学賞受賞。 ▲ エリザベス・ブラックバーン博士 名誉教授 「salk」より ● テロメア〔Wikipedia〕 ▲ テロメア〔コトバンク〕 ● テロメラーゼ〔Wikipedia〕 ▲ テロメラーゼ〔コトバンク〕 ■ テロメアのメカニズム Jeunesse Di_net_0102 ■ 高校生物「テロメアとテロメラーゼ」 KEM BIOLOGY (高校生物 学習チャンネル・大学受験用) テロメアに関する練習問題も解いてみて下さい↓↓ 問1「真核細胞では染色体の末端に特別な構造があるが、原核細胞にはこのような構造はない。その理由を答えなさい。」 問2「テロメアは年齢とともに短縮傾向がある。その理由を答えなさい。」 問3「ヒトにおいてテロメアの長さが保たれている細胞を2種類挙げ、それぞれに長さが保たれている意義を説明しなさい。」 問4「がん細胞でテロメラーゼが活性化されていることは、がん細胞のどのような性質と関連しているか答えなさい。」 解答例 問1真核細胞のDNAは線状であるが、原核細胞のDNAは環状であるから。 問2最末端部のラギング鎖では、プライマーが分解された後、その部分は1本鎖のままであるため、細胞分裂のたびにテロメアは短くなるから。 問3 骨髄幹細胞・・古い血球は破壊されるので、それを補うために新しい血球を作り出さないといけないから。 精原細胞・・雄性配偶子である精子を常に多量に作り出さないといけないから。 問4無秩序に細胞分裂を繰り返して増殖する性質。 参考:2019大分大学 ※ 動画コメント欄も参考になります。https //www.youtube.com/watch?v=jJBKe1F5CAo ■ 【テロメア研究】エリザベス・H・ブラックバーン:テロメア研究の先駆者 2023/12/31 #科学 #偉人伝 #pioneers ご視聴ありがとうございます。チャンネル登録よろしくお願いします。 今回は「エリザベス・H・ブラックバーン:テロメア研究の先駆者」というテーマで、エリザベス・H・ブラックバーンの革命的なテロメアの発見とその科学への貢献について掘り下げます。彼女のテロメアとテロメラーゼに関する研究は、細胞の老化やがんの理解に大きな進展をもたらし、彼女の業績は現代生物学において重要な位置を占めています。このビデオでは、彼女の研究経歴と発見の意義を詳しく紹介します。 ■ スパイクタンパク質がテロメアを短縮化させる…?ことを彷彿とさせるオランダの論文を読み、問題の根幹が別次元に進んでいる可能性を思う 「In Deep(2021年8月25日)」より (※mono....前後大幅に略) / オランダの研究による論文より 結論 S2(スパイクタンパク質)の RNA がテロメラーゼ(テロメアの配列を伸長させる酵素)合成に対して予測される阻害効果を持ち、癌細胞に送達できる場合、このタイプの細胞の不死性は破壊される。 おそらく、不死化した AEC2 (受容体のACE2ではなく、肺の上皮細胞の一種)の カベオリン1 (タンパク質の一種)分泌の増加は、S2 RNA を送達する可能性のある寄生ベクターの兆候である可能性がある。 (longdom.org) ■ コロナのスパイクタンパク質が「人間に長期的な遺伝子発現の変化をもたらす」可能性が米国の研究で突き止められる。…とすると体内にスパイクタンパク質を生成するワクチンの影響は… 「In Deep(2021年4月28日)」より テロメアに対するオメガ-3脂肪酸の影響 これまでに実施された研究の結果には一貫性がありませんが、大部分はテロメアの長さに対するオメガ3脂肪酸の有益な効果を示しています。 https //t.co/3E593fp2jw — Hirokazu (@thirokazu_uc) September 10, 2022 【寿命】 ■ 【ゆっくり解説】超意外な人が死ぬ理由とは!とんでもない事情に隠された死の秘密とは【うわさのゆっくり解説】 うわさのゆっくり解説 ■ スパイクタンパク質がテロメアを短縮化させる…?ことを彷彿とさせるオランダの論文を読み、問題の根幹が別次元に進んでいる可能性を思う 「In Deep(2021年8月25日)」より / longevitybynature.biz まさかそこにまで? 今日、たまに見る有害事象関係の日本の SNS を読んでいましたら、その中のひとつのリプ(っていうんでしたっけ。返答のことです)に、 「スパイクタンパク質はテロメアを壊すらしい」 というものがあり、それを読み、「さすがにそんなことは」と思いながら、その後、英語を適当に繋げて、いくつか論文を検索していましたら、以下のふたつの論文が出てきました。 どちらもテーマは異なるものですが、これらは正確にいえば、「 COVID-19 のスパイクタンパク質が、テロメアの長さを減少させる」といっているのではなく、 「コロナの重症度が、その人のテロメアの長さと関係している」 ことに言及しているものでした。この「テロメア」というものについては、後で少しご説明させていただきます。 Sars-Cov2 Spike and Telomerase RNA’s Compared to Arrive at an Explanation for Increased Ageing in Alveolar Cells in Severe COVID-19 Sars-Cov2スパイクとテロメラーゼRNAの比較は、重度のCOVID-19における肺胞細胞の老化の増加の説明に達した (※mono....以下は抜き貼りにつき詳細はサイト記事で) / ヒトは幼少期のストレスで《染色体の生命の回数券》テロメアが短くなることで老化が加速し、寿命が短くなることが判明 投稿日:2016年10月5日 ストレスは「DNAレベル」でヒトの肉体を根本的に改変する(だからどんな健康法もどんな健康医療もストレスには勝てない) 投稿日:2017年10月25日 / 「命の回数券」テロメアを守れ カギ握るは運動や睡眠 体をつくる細胞の染色体の端にあり「命の回数券」ともいわれるテロメア。テロメアの状態が、がんや動脈硬化といった様々な病気に関係しており、生活習慣を見直すことでテロメアの状態を良好に保てることも分かってきた。健康で長生きするためテロメアとどうつきあえばいいのか。 生物の遺伝情報が収納されている染色体 DNA の両端はテロメアと呼ばれ、染色体を保護する役割を担っている。 細胞が分裂するたびにテロメア DNA は少しずつ短くなる。これに伴って細胞分裂の回数が減り、やがて分裂しなくなる。これが細胞の老化だ。 …細胞分裂の回数には限りがあるため、テロメアは「命の回数券」とも呼ばれる。テロメアの短縮と、がんや動脈硬化、心筋梗塞、認知症といった病気との関係が分かってきた。 細胞に酸化ストレスや有害物質が作用するとテロメアが短くなり、こうした病気にかかりやすくなるという。 (style.nikkei.com 2017/06/08) / 2009年のノーベル生理医学賞は、このテロメアの研究に対して与えられました。以下の「2009 年ノーベル賞を読み解く 生理学医学賞」に、その研究について、日本の理化学研究所 発生・再生科学総合研究センターの中山 潤一さんが書かれた文書があります。 細胞のがん化・老化にかかわるテロメアとは? テロメアというのは、おおむね以下のような部分です。 【COVID-19ワクチンの危険性】 ■ Elizabeth Blackburn(UCSF)Part 3 Stress, Telomeres and Telomerase in Humans 2012/07/07 iBiology ■ Elizabeth Blackburn(UCSF)Part 1 The Roles of Telomeres and Telomerase 2010/03/24 ■ Elizabeth Blackburn(UCSF)Part 2 Telomeres and Telomerase in Human Stem Cells and in Cancer 2010/03/24 (※MONO....動画3本とも自動翻訳機能あり) ーーーーー ■ ノーベル医学賞、寿命をつかさどるテロメアとテロメラーゼ酵素とは? 「AFP-BBnews(2009年10月6日 14 19 発信地:パリ/フランス [ ヨーロッパ フランス ])」より / 米サンフランシスコ(San Francisco)でノーベル医学生理学賞受賞の記者会見を開くカリフォルニア大(University of California)のエリザベス・ブラックバーン(Elizabeth Blackburn)教授(2009年10月5日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Justin Sullivan + ... 【10月6日 AFP】5日に発表された2009年のノーベル医学生理学賞(Nobel Prize for Medicine)は、米カリフォルニア大(University of California)のエリザベス・ブラックバーン(Elizabeth Blackburn)教授、ジョンズ・ホプキンズ大(Johns Hopkins University)のキャロル・グレイダー(Carol W. Greider)教授、ハーバード大(Harvard University)のジャック・ゾスタック(Jack W. Szostak)教授の3氏が受賞したが、受賞理由は「寿命のカギを握るテロメアとテロメラーゼ酵素の仕組みの発見」だった。 テロメアは染色体の末端に付いているキャップのようなもので、らせん状になっている大切な遺伝情報を保護する役目を担っている。 ブラックバーン教授は、テロメアを「靴ひもの先端」に例える。先端のビニール製の止め具がなくなると、ひもの糸がばらばらにほどけてしまうという意味だ。 ■老化との関連性 「TTAGGG」の塩基配列の繰り返しから成るテロメアの長さ、ならびにテロメラーゼ酵素による修復作業は、目には見えないが老化プロセスにおいては重要な役割を果たしている。 テロメアは、細胞が分裂するたびに短くなっていく。テロメラーゼはテロメアを部分的に再建するが、テロメアが「ヘイフリック限界(Hayflick limit)」として知られる一定の限界を超えて短くなると、細胞は死んでしまう。 テロメラーゼの量の少なさは、早期の細胞死と早期老化に関連している。テロメラーゼの異常は、極めてまれではあるが、慢性貧血など症状が重い病気の原因となる。 テロメラーゼが初めて発見された当初は、この酵素を体内に多くとり入れることで長寿命化が可能との憶測が盛んだったが、今は慎重なムードが漂っている。テロメラーゼの濃度が高いとかえって害を及ぼす可能性があることがわかったためだ。 例えばがんの場合、活性化されたテロメラーゼはがん細胞を際限なく分裂させ、がんの特徴である「細胞の不死」を引き起こしてしまう。 ■有望ながん治療薬のきっかけに だが、この発見は、テロメラーゼを抑制したり、テロメラーゼを発現させる細胞を攻撃するがん治療薬の開発につながった。約10年間の研究を経て、初めての臨床試験が現在欧米で行われている。 テロメラーゼは、人間のほぼすべてのがん性腫瘍(しゅよう)で活性化されるが、正常な細胞ではたいてい不活性であるため、化学療法においては理想的なターゲットだという。つまり、テロメラーゼを不活性化する薬は、すべてのがんに働くうえに副作用がほとんどない可能性があるという。 ■テロメアの短さと病気のかかりやすさ 一方、テロメアは病気へのかかりやすさに関する生体指標だと考えられるようになっている。 2007年に英国で行われた中高年の男女1500人を対象にした研究では、テロメアが最も短いグループが5年以内に心臓病を発症する確率は、テロメアが最も長いグループの2倍であるという結果が出ている。 その理由は明らかではないが、短くなったテロメアが動脈壁の損傷部分の細胞の修復を妨げていることが考えられる。 ブラックバーン教授は2004年、精神的負担が体に影響を及ぼすという、いわゆる「心身相関」を調べるための実験を行った。その結果、母親が子どもを看病する時間が長いほど、母親のテロメアは短く、テロメラーゼのレベルは低く、テロメアやDNAが破壊される酸化的ストレスは高いことがわかった。(c)AFP/Richard Ingham Shorter telomere lengths in patients with severe COVID-19 disease https //t.co/b7QyZyW0q6 — 海燕 カイエンの釣り旅 mm_ CAYENN (@MM_CAYENNE) September 11, 2021 ーーー ■ Shorter telomere lengths in patients with severe COVID-19 disease 「aging-us」より 重度のCOVID-19病患者におけるテロメア長の短縮 / 本論文は、クリエイティブ・コモンズ 表示ライセンス(CC BY 3.0)の下で配布されるオープンアクセス論文であり、いかなる媒体においても無制限の使用、配布、および複製が許可されています。 本論文は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC BY 3.0)の下で配布されています。 ABSTRACT COVID-19の重篤な症状の発生率は年齢とともに増加し、高齢の患者は最も高い死亡率を示す。 このことから、COVID-19の重症化には、加齢に伴う分子経路が関与していることが示唆される。老化の1つの 老化のメカニズムの一つは、染色体末端の保護構造であるテロメアの進行性短縮である。 老化のメカニズムの一つに、染色体末端の保護構造であるテロメアの短縮がある。テロメアが極端に短くなると、組織の再生能力が損なわれ、組織の恒常性が失われたり、病気になったりします。 組織の恒常性が失われ、病気を引き起こす。SARS-CoV-2ウイルスは様々な種類の細胞に感染し、組織の恒常性を維持するために細胞のターンオーバーと再生を余儀なくされる。 組織のホメオスタシスを維持するために、細胞のターンオーバーと再生が必要となる。高齢者のテロメアが短いと、SARSに対する組織の反応が制限されるという仮説を立てた。 SARS-CoV-2感染に対する組織の反応が制限されるという仮説を立てた。末梢血リンパ球COVID-19患者のテロメア長を測定したところ 29歳から85歳までのCOVID-19患者の末梢血リンパ球のテロメア長を測定した。その結果、テロメアが短いほど 疾患の重症度を高めることがわかった。テロメア長の低いパーセンタイルの人と、短いテロメアの高いパーセンタイルの人では テロメア長が短い人は、COVID-19の重症化のリスクが高いことがわかった。 (※mono....以下詳細はサイト記事で。) .
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長神風二の仕事 0.0 直近 0.1 近い将来(半年以内程度) 1 現職 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 教授 東北大学大学院医学系研究科・医学部 広報室兼務(2008.04-) 東北大学病院広報室兼務 (2013~2021.03) 2 プロフィル 2002~ 日本科学未来館科学技術スペシャリスト 2006~ 独立行政法人科学技術振興機構 2008~ 東北大学脳科学グローバルCOE広報・コミュニケーション担当 特任准教授 2012~ 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 特任准教授 2013~ 同特任教授 2021~ 同教授 2.1 詳細プロフィル 日本科学未来館では、当初、催事グループ、その後、展示企画グループに所属。主担当として、実施した主な企画に、特別企画展「脳!-内なる不思議の世界へ」、大型映像「アースストーリー ~恐竜の進化とヒトの未来~」、「第18回世界宇宙飛行士会議」。2006年2月から、JST総務部と兼職(未来館は、2006.7末に兼職解除)。科学技術コミュニケーション担当として、「サイエンスアゴラ」を創設。2007年4月からは、担当のまま、科学技術理解増進部に異動。2度目のサイエンスアゴラ(2007)を開催後、2008年1月からは、東北大学に異動、脳科学グローバルCOE特任准教授。2008年4月からは、大学院医学系研究科・医学部の広報室担当と兼務。2012年、脳科学グローバルCOEの終了と共に、東北メディカル・メガバンク機構に移籍。2013年、特任教授。2021年、教授。 3 査読付論文 3-1 大学院時代 別ページに移動しました 3-2 就職後 (日本語) 長神風二 「サイエンスにおけるより大きなつながりに向けて~サイエンスアゴラ2006 実施総括~」、科学技術コミュニケーション、1、14-24、2007 長神風二 「ヨーロッパにおける科学のネットワーク ESOF2006参加報告」、科学技術コミュニケーション、2、77-87、2007 長神風二 「サイエンスコミュニケーションと 図書館」 情報管理 Vol. 51 (2008), No. 5 p.321-333 長神風二、谷村優太 「相互交流と情報交換の場の創生によるサイエンスコミュニケーションの活性化 サイエンスアゴラ2006から2007,2008へ」、科学技術コミュニケーション、5、3-18、2009 長神風二 「生命科学のコミュニケーションから見た科学研究情報流通 BMB2008におけるフォーラムから」情報管理 Vol. 52 (2009) , No. 2 p.77-85 3-3 就職後 (英語) 1. Ohneda Kinuko, Hamanaka Yohei, Kawame Hiroshi, et al. Returning individual genomic results to population-based cohort study participants with BRCA1/2 pathogenic variants. Breast Cancer. 2023; 30 (1) 110-120. doi 10.1007/s12282-022-01404-7 2. Shiga Hisashi, Takahashi Takahiro, Shiraki Manabu, et al. Reduced antiviral seropositivity among patients with inflammatory bowel disease treated with immunosuppressive agents. Scandinavian Journal of Gastroenterology. 2023; 58 (4) 360-367. doi 10.1080/00365521.2022.2132831 3. Kobayashi Tomoko, Kobayashi Mika, Minegishi Naoko, et al. Design and Progress of Child Health Assessments at Community Support Centers in the Birth and Three-Generation Cohort Study of the Tohoku Medical Megabank Project. The Tohoku Journal of Experimental Medicine. 2023; 259 (2) 2022.J103. doi 10.1620/tjem.2022.J103 4. Shimokawa Kazuro. A knowledge representation model for family relationship to three generation. Bioinformation. 2022; 18 (12) 1166-1172. doi 10.6026/973206300181166 5. Ohneda Kinuko, Hiratsuka Masahiro, Kawame Hiroshi, et al. A Pilot Study for Return of Individual Pharmacogenomic Results to Population-Based Cohort Study Participants. JMA Journal. 2022; 5 (2) . doi 10.31662/jmaj.2021-0156 6. Kawame Hiroshi, Fukushima Akimune, Fuse Nobuo, et al. The return of individual genomic results to research participants design and pilot study of Tohoku Medical Megabank Project. Journal of Human Genetics. 2022; 67 (1) 9-17. doi 10.1038/s10038-021-00952-8 7. Fuse Nobuo, Sakurai Miyuki, Motoike Ikuko N., et al. Genome-wide Association Study of Axial Length in Population-based Cohorts in Japan. Ophthalmology Science. 2022; 2 (1) 100113. doi 10.1016/j.xops.2022.100113 8. Matsuyama Takashi, Narita Akira, Takanashi Masaki, et al. Visualization of estimated prevalence of CES-D positivity accounting for background factors and AIS scores. Scientific Reports. 2022; 12 (1) 17656. doi 10.1038/s41598-022-22266-1 9. Ogishima Soichi, Nagaie Satoshi, Mizuno Satoshi, et al. dbTMM an integrated database of large-scale cohort, genome and clinical data for the Tohoku Medical Megabank Project. Human Genome Variation. 2021; 8 (1) 44. doi 10.1038/s41439-021-00175-5 10. Hozawa Atsushi, Tanno Kozo, Nakaya Naoki, et al. Study profile of the tohoku medical megabank community-based cohort study. Journal of Epidemiology. 2021; 31 (1) 65-76. doi 10.2188/jea.JE20190271 11. Kuriyama Shinichi, Metoki Hirohito, Kikuya Masahiro, et al. Cohort Profile Tohoku Medical Megabank Project Birth and Three-Generation Cohort Study (TMM BirThree Cohort Study) rationale, progress and perspective. International Journal of Epidemiology. 2020; 49 (1) 18-19m. doi 10.1093/ije/dyz169 12. Aizawa Yayoi, Nagami Fuji, Ohashi Noriko, Kato Kazuto. A proposal on the first Japanese practical guidance for the return of individual genomic results in research settings. Journal of Human Genetics. 2020; 65 (3) 251-261. doi 10.1038/s10038-019-0697-y 13. Tsuboi Akito, Matsui Hiroyuki, Shiraishi Naru, et al. Design and Progress of Oral Health Examinations in the Tohoku Medical Megabank Project. The Tohoku Journal of Experimental Medicine. 2020; 251 (2) 97-115. doi 10.1620/tjem.251.97 14. Nagami Fuji, Kuriki Miho, Koreeda Sachie, et al. Public Relations and Communication Strategies in Construction of Large-Scale Cohorts and Biobank Practice in the Tohoku Medical Megabank Project. The Tohoku Journal of Experimental Medicine. 2020; 250 (4) 253-262. doi 10.1620/tjem.250.253 15. Takahashi Yuta, Ueki Masao, Yamada Makoto, et al. Improved metabolomic data-based prediction of depressive symptoms using nonlinear machine learning with feature selection. Translational Psychiatry. 2020; 10 (1) 157. doi 10.1038/s41398-020-0831-9 16. Takahashi Yuta, Ueki Masao, Tamiya Gen, et al. Machine learning for effectively avoiding overfitting is a crucial strategy for the genetic prediction of polygenic psychiatric phenotypes. Translational Psychiatry. 2020; 10 (1) 294. doi 10.1038/s41398-020-00957-5 17. Sakurai-Yageta Mika, Kawame Hiroshi, Kuriyama Shinichi, et al. A training and education program for genome medical research coordinators in the genome cohort study of the Tohoku Medical Megabank Organization. BMC Medical Education. 2019; 19 (1) 297. doi 10.1186/s12909-019-1725-5 18. Kuniyoshi Yasutaka, Kikuya Masahiro, Miyashita Masako, et al. Prefabricated Temporary Housing and Eczema or Respiratory Symptoms in Schoolchildren after the Great East Japan Earthquake The ToMMo Child Health Study. Disaster Medicine and Public Health Preparedness. 2019; 13 (5-6) 905-911. doi 10.1017/dmp.2019.8 19. Nagasaki Masao, Kuroki Yoko, Shibata Tomoko F., et al. Construction of JRG (Japanese reference genome) with single-molecule real-time sequencing. Human Genome Variation. 2019; 6 (1) 27. doi 10.1038/s41439-019-0057-7 20. Fuse Nobuo, Sakurai-Yageta Mika, Katsuoka Fumiki, et al. Establishment of Integrated Biobank for Precision Medicine and Personalized Healthcare The Tohoku Medical Megabank Project. JMA Journal. 2019; 2 (2) 113-122. doi 10.31662/jmaj.2019-0014 21. Yasuda Jun, Kinoshita Kengo, Katsuoka Fumiki, et al. Genome analyses for the Tohoku Medical Megabank Project towards establishment of personalized healthcare. The Journal of Biochemistry. 2019; 165 (2) 139-158. doi 10.1093/jb/mvy096 22. Kuniyoshi Yasutaka, Kikuya Masahiro, Miyashita Masako, et al. Severity of eczema and mental health problems in Japanese schoolchildren The ToMMo Child Health Study. Allergology International. 2018; 67 (4) 481-486. doi 10.1016/j.alit.2018.02.009 23. Yamaguchi-Kabata Yumi, Yasuda Jun, Tanabe Osamu, et al. Evaluation of reported pathogenic variants and their frequencies in a Japanese population based on a whole-genome reference panel of 2049 individuals. Journal of Human Genetics. 2018; 63 (2) 213-230. doi 10.1038/s10038-017-0347-1 24. Ishikuro Mami, Obara Taku, Osanai Tamae, et al. Strategic Methods for Recruiting Grandparents The Tohoku Medical Megabank Birth and Three-Generation Cohort Study. The Tohoku Journal of Experimental Medicine. 2018; 246 (2) 97-105. doi 10.1620/tjem.246.97 25. Takai-Igarashi Takako, Kinoshita Kengo, Nagasaki Masao, et al. Security controls in an integrated Biobank to protect privacy in data sharing rationale and study design. BMC Medical Informatics and Decision Making. 2017; 17 (1) 100. doi 10.1186/s12911-017-0494-5 26. Pan Xiaoqing, Nariai Naoki, Fukuhara Noriko, et al. Monitoring of minimal residual disease in early T‐cell precursor acute lymphoblastic leukaemia by next‐generation sequencing. British Journal of Haematology. 2017; 176 (2) 318-321. doi 10.1111/bjh.13948 27. Kuriyama Shinichi, Yaegashi Nobuo, Nagami Fuji, et al. The Tohoku Medical Megabank Project Design and Mission. Journal of Epidemiology. 2016; 26 (9) 493-511. doi 10.2188/jea.JE20150268 28. Ishikuro Mami, Nakaya Naoki, Obara Taku, et al. Public Attitudes toward an Epidemiological Study with Genomic Analysis in the Great East Japan Earthquake Disaster Area. Prehospital and Disaster Medicine. 2016; 31 (3) 330-334. doi 10.1017/S1049023X16000182 29. Nagasaki Masao, Yasuda Jun, Katsuoka Fumiki, et al. Rare variant discovery by deep whole-genome sequencing of 1,070 Japanese individuals. Nature Communications. 2015; 6 (1) 8018. doi 10.1038/ncomms9018 30. Miyashita Masako, Kikuya Masahiro, Yamanaka Chizuru, et al. Eczema and Asthma Symptoms among Schoolchildren in Coastal and Inland Areas after the 2011 Great East Japan Earthquake The ToMMo Child Health Study. The Tohoku Journal of Experimental Medicine. 2015; 237 (4) 297-305. doi 10.1620/tjem.237.297 31. Kikuya Masahiro, Miyashita Masako, Yamanaka Chizuru, et al. Protocol and Research Perspectives of the ToMMo Child Health Study after the 2011 Great East Japan Earthquake. The Tohoku Journal of Experimental Medicine. 2015; 236 (2) 123-130. doi 10.1620/tjem.236.123 32. Shinichi Egawa, Hiroyuki Sasaki, Anawat Suppasri, et al. Historical developments in Health EDRM policy and research the case study of Japan. WHO guidance on research methods for health emergency and disaster risk management(2022) 4 学会発表 4-1 大学院時代(domestic) 別ページに移動しました 4-2 大学院時代(international) 別ページに移動しました 4-3 就職後(domestic) 2004年12月 第27回日本分子生物学会 ワークショップ「生命科学研究の現場と社会:双方向のコミュニケーション」世話人 口頭発表「科学館が研究現場にもたらすこと」 2005年12月9日 第28回日本分子生物学会 ワークショップ「研究を伝えること、研究に伝えること ―生命科学のコミュニケーション」世話人 口頭発表 「”最新の研究成果“によるコミュニケーション」 2006年12月8日 日本分子生物学会フォーラム2006 ワークショップ「生命科学とメディアとのコミュニケーション」世話人 口頭発表「社会とのコミュニケーションと価値の変容」 2007年8月17日 第31回日本科学教育学会 口頭発表「サイエンスアゴラ―科学コミュニケーション活動の広がりと今後の課題」 2007年12月 「社会に進出する生命科学 -多様な『受容』を通じて学術の社会的な意義を探る」 (世話人:加藤 和人,長神風二) 口頭発表「コミュニケーションの向こう側 ー価値の変容から意味の創出へ」"Beyond Communication" 2008年12月9日 『生命科学における科学研究情報の共有のあり方 ―学術情報への市民によるアクセス、研究コミュニティでの共有、研究者による情報発信―』 (世話人:加藤 和人,長神風二) 口頭発表「学術情報と社会―科学コミュニケーションの立場から」 2009年8月25日 日本科学教育学会年会 一般研究発表 「東北大学サイエンスカフェの来場者 ―50回を超える実施から」○長神風二、吉澤誠 座長セッション「科学教育人材養成(1)」 2009.10.23 日本生化学会ワークショップ3F20「生命科学の現場から科学コミュニケーション活動を考える」 講演「どこから始めたらいい?という前にできること―研究者のコミュニケーション事始め」とパネルディスカッションのパネリスト(リンク先に、プレゼンファイルの抜粋版あります) 2009.11.11 図書館総合展ポスター発表「サイエンスコミュニケーターが期待する図書館」資料あります 2009.12.11 日本分子生物学会年会 フォーラム「生命科学者、政策に挑む!-研究者に何ができるか」(関係する長神のブログへリンク) フォーラム3F2<公式サイトへリンク> 2010.05.30 第9回東北国際保健研究会市民フォーラム・学術総会 講演「感染予防のためにメディアができること」 2010.09.20 第48回日本生物物理学会年会 ワークショップ"科学コミュニケーションを雑用にしないために" 共同オーガナイザー 2013.01.25 第23回日本疫学会学術総会 大阪 ポスター発表 石黒真美、小原拓、櫻井香澄、目時弘仁、長神風二、富田博秋、瀧靖之、中谷直樹、菊谷昌浩、寳澤篤、辻一郎、栗山進一 東北メディカル・メガバンク事業:参加促進・阻害要因に関するインタビュー調査 大阪大学 2013.01.26 第23回日本疫学会学術総会 大阪 ポスター発表 中谷直樹, 中谷 純, 清元秀泰, 菅原準一, 富田博秋, 長神風二, 大隅典子, 栗山進一, 辻 一郎, 寳澤 篤 東北メディカル・メガバンク事業 :地域コホート事前調査 大阪大学 2019.08.02 臨床遺伝2019 in Sapporo (第43回日本遺伝カウンセリング学会・第26回日本遺伝子診療学会 合同学術集会) 札幌 ポスター発表 相澤弥生、長神風二、大橋範子、加藤和人 研究における個人の遺伝情報の結果返却に関する提言の作成 4-4 就職後(international) 4-4-1 招待講演 International Online Symposium of Human Phenomics 2020.10.23-26、Shanhai. "Ethical issues in a large-scale cohort and biobank study with multi omics analyses -Experiences in Tohoku Medical Megabank Project" Oral, 25th Oct. Session II Ethics and Research Integrity in Phenomics Chair Yulan Wang 4-4-2 口頭発表 ASPAC Conference 2004 in Hong-Kong “Science Centres Nurturing Creativity” 2004.12.3 Hong Kong Science Museum “Life Science Advancement and the public Closing the Gap” “Making Bridge between Scientists and Public Providing a Venue for Live-talk for Young and Upcoming Scientists” Noyuri Mima and Fuji Nagami 口頭発表(共著) 2010.08.27-31 The Society for Social Studies of Science(4S) 口頭発表"Research promotions by research institutes and by scientific communities in Japan." 2017.11.13-14 Genome ELSI Kyoto 2017:International Symposium on Genomics and Society ”How to be trusted as the public project after the disaster? -Challenge of Tohoku Medical Megabank Project-” Fuji Nagami,Kyoto. 4-4-3 ポスター発表 2006.5.18 Seoul, COEX Public Communication on science and technology, 9th “THE INTERACTIVE EVENTS RELATED TO THE LATEST RESEARCH ACHIEVEMENTS FOR CLOSING THE GAP BETWEEN SCIENCE ADVANCEMENTS AND THE PUBLIC” 2009.2.15 AAAS Annual Meeting General Poster Session "Public Communication on Brain Sciences in Japan -Cultivating Public Awareness through Various Approaches" Fuji Nagami 2009.10.17 Soiety for Neuroscience, poster presentation "Facilitating interdisciplinary discussion among young scientists–Graduate education of neuroscience in Tohoku University, Japan " 2010.02.21 AAAS 2010 Annual Meeting, San Diego, General Poster Session "Making the most of other cultures - Diverse approach of science communications" Fuji Nagami, Marika Uchida, and Osamu Sakura 2010.11.13 Society for Neuroscience Annual Meeting 2010, poster presentation (Theme H) 27.19/PPP18 "Attracting public attentions to neuroscience through talk events; multiple science communication approaches " 2010.12.6-11 PCST-11 poster presentation "How can academic professional communities contribute public relations of science?" 2011.11.13 Society for Neuroscience Annual Meeting 2011 poster presentation "Public relations activities on cutting-edge neuroscience research in Japan" Program#/Poster# 27.07SU/ZZ83 2017/11/13-14 "Tohoku Medical Megabank Project; Its ethical aspects", Fuji Nagami,Genome ELSI Kyoto 2017:International Symposium on Genomics and Society,Kyoto 2017/11/13-14 "Genetic counseling at the return of individual genomic results from genome cohort study",Yayoi Aizawa, Fuji Nagami, Hiroshi Kawame,Genome ELSI Kyoto 2017:International Symposium on Genomics and Society,Kyoto. 2018/10 "Return of genomic results in the research context –review of global situation" Fuji Nagami Yayoi Aizawa, American Scoiety for Human Genetics Annual Meeting 2018 2019/05/07 "Communication with Biobank Participants -from the Experience of Tohoku Medical Megabank Project" Fuji Nagami, International Society for Biological and Environmental Repositories 2019, Shanghai. 5 著訳書 著書 「予定不調和 -サイエンスがひらく、もう一つの世界」 ディスカヴァー・トゥエンティワン社 訳書 朝倉書店 科学の事典 「進化と遺伝」 翻訳(共同) 朝倉書店 カラー図説理科の辞典 翻訳(共同) 分担執筆 長神 風二. 大規模ゲノム解析・バンク事業に関する課題 近年,勃興している新規課題を中心に. 生命科学と法の近未来, pp. 181–191. 信山社, 東京都文京区, 2018. 6 論考 『科学』(岩波書店) Vol.73 No.7(2003) 「ヒトゲノム解読完了・DNA二重らせん50周年記念講演会」 長神風二・菅原剛彦 http //www.iwanami.co.jp/kagaku/KaMo200307.html 「RNAってなあに?」~~日本科学未来館:研究の場と社会との掛け橋~~ 菅原剛彦、長神風二 RNA Network Newsletter, vol. 2, no. 1, p88-90. 「生命科学における50年に一度の大革命」とは? MeSci Staff Report 長神風二 MeSci Magazine, vol. 4, 2003, p.51 「エディンバラ・サイエンスフェスティバルを考える」サイエンスポータル、2007.6.28-7.10, http //scienceportal.jp/HotTopics/edinburgh/ 集会報告「学術情報の自由な集いが生む新たなつながり 第4回ARGカフェ@仙台」情報管理 Vol. 52 (2009) , No. 7 p.426-429 長神風二・岡本真・佐藤亜紀・佐藤亜紀子 2011.06.01 「情報と科学の技術」6月号に拙稿(共著)「サイエンスコミュニケーションと図書館,そして大震災」掲載(長神原稿・プレゼンテーションファイルなど のページからダウンロードできます) 2016年6月号 産官学連携ジャーナル 東北メディカル・メガバンク計画 ―健康復興から始める産学連携― 長神風二、山本雅之 長神風二(2017)「バイオバンクにおける倫理的課題―時間経過に関する一側面を中心に」、羊土社、 実験医学増刊Vol.35 No.17, 165-169 7 エッセイ・記事 毎日小学生新聞 2004.10.25 毎日小学生新聞 2005.01.17 毎日小学生新聞 2005.01.24 ヒューマンサイエンス 2004.9 p.38-39 オーム社「バイオニクス」連載”なぜなぜバイオニクス” 2004.12-2007.01 2004.11.25 12月号 「『遺伝子』と『ゲノム』の違いは何?」 2004.12.25 1月号 「脳の機能イメージングの種類と特徴は?」 2005.01.25 2月号 「構造生物学ってなに」 2005.02.25 3月号 「原子間力顕微鏡(AFM)の特徴ってなに?」 2005.03.25 4月号 「栄養が足りなくなったとき、細胞は自分自身を食べるの?」 2005.04.25 5月号 「『遺伝子多型』とは何ですか?」 2005.05.25 6月号 「タンパク質って何だろう?」 2005.06.25 7月号 「絶滅動物に迫る!」 2005.07.25 8月号 「オーファン受容体って何?」 2005.09.25 10月号 「DNA鑑定って何を鑑定する?」 2005.11.25 12月号 「『RNA新大陸』発見はなぜすごいの?」 2006.01.25 2月号 「モデル生物はなぜありがたい?」 2006.03.25 4月号 「ELISA法ってどんなもの?」 2006.05.25 6月号 「ファミリーってなに?」 2006.07.25 8月号 「お腹の周りが太いと病気?」 2006.09.25 10月号 「幹細胞研究が抱える問題とは?」 2006.11.25 12月号 「生物はどこまで単純になれるの?」 2007.01.25 2月号 「『反応の途中』はどうやって知るの?」 オーム社「メディカルバイオ」連載“ライフサイエンスQ&A” 2007.05- 隔月~現在 2007.4.25 5月号 「タミフル(R)はインフルエンザにどう効くの?」 2007.6.25 7月号 「人の体で、再生するものしないもの」 2007.8.25 9月号 「毒ってなんだろう?」 2007.10.25 11月号 「リタリン(R)って何に効くの?」 2007.12.25 1月号 「骨密度測定って何を測っているの?」 2008.02.25 3月号 「寒い時期の食中毒ってどんなもの?」 2008.05.25 5月号 「肥満は病気ですか?」 2008.07.25 7月号 「脳細胞と神経細胞と神経系細胞、いちばん多いのはどれ?」 2008.08.25 9月号 「献血の血液はどんな検査を受けるの?」 2008.10.25 11月号 「男と女,オスとメスで脳に差はあるの?」 2008.12.25 1月号 「食品にメラミンが混入されたのはなぜ?食べたらどうなるの?」 2009.02.25 3月号 「スマートドラッグって何?」 2009.04.25 5月号 「神経経済学って何?」 2009.06.25 7月号 「シミ・ソバカスはどうやってできる?」(著者最終版PDF) 2009.08.25 9月号 「改正臓器移植法で何が変わる?」 2009.10.25 11月号 「精神疾患のモデル動物とは?」 2009.12.25 1月号 「AEDって何?」 2010.02.22 3月号 「感染症対策の効果とは」 オーム社「メディカルバイオ」連載「科学広報奮闘記 ラボと世間の狭間から」 2009年9月号~ 2009.08.25 9月号 「ニュースって何だ―記事になること、ならないこと」(著者最終版PDF) 2009.10.25 11月号 「マスメディア注目!研究成果のプレスリリースを出す」(著者最終版PDF) 2009.12.24 1月号 「記者会見を開く!」 2010.02.22 3月号 「テレビ取材を受ける」 2010.04.22 5月号 「冊子をつくる」 2010.06.22 7月号 「ウェブサイト悲喜こもごも」 2010.08.22 9月号 「市民向けイベントの実施―少人数イベントの費用対広報効果の拡大法」 2010.10.22 11月号 「新しいネットメディアの活用」 オーム社 「バイオニクス」2006.4.25 5月号 News Review、p14「ゲームと脳のほんとの話 研究者と対話できるイベントで正しい知識を得る」 オーム社 「バイオニクス」2006.8.25 9月号 「国際学会でジョブマッチング―6月のIUBMB2006(京都)から」 理化学研究所横浜研究所ゲノム科学総合研究センター10周年記念誌 鼎談司会 福音館書店 月刊「たくさんのふしぎ」 ふしぎ新聞連載“ふ~じんの空飛ぶオカピ追跡中”2007年5月号~2008年4月号 理化学研究所ゲノム科学総合研究センター10周年記念誌鼎談司会 書評「生きものとヒトをめぐって」 サイエンスポータル連載 (2007.6.18-7.16) http //scienceportal.jp/HotTopics/s_communication/round/index.html 書評「科学者の別の貌」 サイエンスポータル連載 5回 (2007.8.7-11.19) http //scienceportal.jp/HotTopics/s_communication/face/ 書評・報告書「社会と科学の接点」 サイエンスポータル連載 9回 (2007.9.17-11.12) http //scienceportal.jp/HotTopics/s_communication/society/index.html 書評 メディカルバイオ 2009.4.25 5月号 「生命とは何か? 複雑系生命科学序説」 書評 メディカルバイオ 2009.6.25 7月号 「恋う・癒やす・究める 脳科学と芸術」 書評 「科学」岩波書店 2009.09.01 79巻第9号 1055-1056.「専門性の垣根を越えること」 2010.02.27 1年前のお蔵入り原稿 内田麻理香さんとの初仕事 科学広報をめぐる往復書簡 本Wiki で公開 2011.02 仙台のタウン誌「仙台っこ」<心と体>欄執筆“なにかと最近、脳科学・・・” 2014.03.13 ウェブサイト”小さな組織の未来学”寄稿 生命の時間と経営の時間 1回目: 持っているDNA、書き込まれるDNA 2014.05.09 生命の時間と経営の時間 2回目: 統一的か、画一的か 2014.05.14 生命の時間と経営の時間 3回目: 機能単位まるごとの異動 2014.11.27 生命の時間と経営の時間 4回目: 品質管理は生き残りのために行われる 2014.12.21 SMC発サイエンス・アラート寄稿 科学報道におけるプレスリリースとメディアの誇張について 8 イベント(チーフプロデュース) 8-1 科学館特別企画展(日本科学未来館時代) 2002.10.30-2003.2.11 「ゴジラと科学」展 ~Link Science 2003.10.01-11.30「人類が創る宇宙史」展 2006.03.18-5.31特別企画展「脳!-内なる不思議の世界へ」 8-2 国際会議企画運営(日本科学未来館時代) 2003.10.12-17 第18回世界宇宙飛行士会議 8-3 トークイベント(日本科学未来館時代) 2004.11.27 ライブトークScience Edge vol.1 田中沙織「目先か?将来か?私が“決定”するしくみ」 2005.2.11 ライブトークScience Edge vol.2 富田淳「生物時計の新たな発見 –眠る細胞の眠らない分子-」 2005.5.11 ライブトークScience Edge vol.4 宋奉植(Song Bong-Shik)「ナノ構造に光と閉じこめる ――強く、緩やかに」 2005.9.19 ライブトークScience Edge vol.5 高橋太「地下深く,溶けた鉄はさらさらと流れる --地球シミュレータが地磁気の反転を再現するまで--」 2005.11.20 ライブトークScience Edge vol.6 福永流也「誤らずにつなげること―生命が遺伝暗号を読みとる仕組みに迫る」 2005.12.17 ライブトークScience Edge vol.7 木本裕子「オスの涙が秘めるもの 揮発しないフェロモンを探し出すまで」 2003.12.06 「生命とは何だろう? 細胞が分裂して生命が始まる」 ノーベル賞受賞者 ティモシー・ハント博士講演会 2003.4.19 ヒトゲノム解読完了・DNA二重らせん発見50周年記念講演会“遺伝子・DNA・ゲノム -50年でわかったこと” 2004.10.09 シンポジウム「越境する脳科学の未来 -カオス、言語から医療まで-」 2005 脳!-内なる不思議の世界へ プレシンポジウム 2006 脳!-内なる不思議の世界へ 関連シンポジウム 8-4 期間展示(日本科学未来館時代) 2003.4.16-21「ヒトゲノム解読完了・DNA二重らせん発見50周年記念特別展示」 2003.11.12-17「ゲノムと科学」(ゲノムひろば併設特別イベント) 2004.10.09 「脳! -大いなるフロンティアに挑む」 8-5 短期イベント(日本科学未来館時代) (単なる会場担当も含む) 2002.08.30-31 ネイチャーネットワーク~親子で楽しく遊べるオルカ&ウミガメライブ講座 2002.09.01 スーパーリアルプラネタリウム「メガスター」 2002.11.03 ワークショップ 森と遊ぼう! ~小枝や枯葉を使った工作教室~ 2002.12.01 AIBOのレースとPK戦(OPEN-R TECHNO-FORUM) 2002.12.23-25 メガスター ~星空の贈りもの~ 8-6 トークイベント(JST以降) 2008.7.13 第2回脳カフェ「杜の都で脳と星を語る」”7畳間で生まれた宇宙、1350gの宇宙” 企画・コーディネーション 2009.3.27 文部科学省情報ひろばサイエンスカフェ「能楽と脳科学と」 企画・コーディネーション 2009.07.12 第3回脳カフェコーディネート 2009.9.15 第32回日本神経科学大会サテライトシンポジウム「脳・身体・機械―新たな結びつき」コーディネート 2009.11.02 サイエンスアゴラ2009 フォーラム企画 “ツタエルコト”はどこにある!?-科学コミュニケーションと学術コミュニケーション共同オーガナイザー シンポジウム「社会性の脳科学」(10/31) シンポジウムロジスティクスディレクター シンポジウム「分かった脳、まだ分からない脳」 (11/1) シンポジウムロジスティクスディレクター 2009.12.26 第4回脳カフェ 2010.07.03 第5回脳カフェ 「脳はなぜ、美に魅せられるのか」 トータルコーディネート 2010.11.21 サイエンスアゴラ2010 出展 「対決! サイエンス大喜利」 2010.12.04 第6回脳カフェ 「光で脳と対話する」 トータルコーディネート 2011.01.21 シンポジウム「脳科学と芸術との対話」 オーガナイザー 8-7 大規模イベント 2006.11.23-25 サイエンスアゴラ2006 ~科学と社会をつなぐ広場をつくる~ 2007.11.22-24 サイエンスアゴラ2007 ~みんなでつなごう 未来のスイッチ~ 8-8 その他 2009.08.30 衆議院議員選挙 開票速報を横目に Twitter上で、科学技術政策について語る会、呼び掛け人 #kagakusenkyo *上記のリンク先ページは誰でも編集可能にしました。 2010.07.31-08.01 脳科学GCOEサマーリトリート ロジスティクス 2010.08.19-08.21 サイエンスイラストレーションサマースクール in Sendai 2010 9 コンテンツ(プロデュース) 9-1 科学館常設展示 2003.3 日本科学未来館5F「生命の科学と人間」ゲノムエリア 解説パネル「ゲノム」、クイズコンテンツ新規導入 2005.7 日本科学未来館5F「生命の科学と人間」脳エリア ブレイン-マシン・インターフェイス新規導入 2013.11 仙台市科学館3F 「ATGCナノの旅」新規導入 9-2 映像 2005.07.1 日本科学未来館ドームシアター大型全天周映像「アースストーリー ~恐竜の進化とヒトの未来」忌野清志郎さん追悼記事 090518記載 追悼上映の際の関連新聞記事 2009.03.16 東北大学脳科学グローバルCOE 広報DVD 2013.01 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 広報DVD、TVCM 9-3 実験コース開発 2004.2 日本科学未来館実験工房「バイオ中級タンパク質コース」導入 2005.7 日本科学未来館実験工房「バイオ中級遺伝子コース」導入 9-4 グッズ 2005 パスツール実験セット(内田洋行) 2011: Skullカード、錯視カード等クリエーターがつくる新しい仙台みやげ展で発表 9-5 その他展示など サイエンスアゴラ2009 ポスター展示「みえる科学、みせる科学」、コーナー展示:文部科学省特定領域研究統合脳展示制作 10 講義・講演 10-1 講義 2005.7.12 京都大学 京都大学大学院生命科学研究科「生命文化学特論B」 「生命科学のコミュニケーション -日本科学未来館での実践を例として-」 2005.10.8 日本科学未来館 日本大学芸術学部「サイエンスコミュニケーション論」 科学館でのコミュニケーション -展示を制作する、イベントを実施する、人を介して伝える 2005.11.19 東京大学全学自由研究ゼミナール「科学メディアを読み解く、創る」 於:日本科学未来館 展示をつくる、イベントをつくる、人を介して伝えるー科学メディアとしての科学館 2006.5.13 東京大学全学自由研究ゼミナール「科学メディアを読み解く、創る」 於:日本科学未来館 2006.6.10 お茶の水女子大学 化学・生物総合管理の再教育講座「科学コミュニケーション学概論」講師 「科学館におけるコミュニケーション-日本科学未来館での実践を例として-」 2007.5.29 京都大学大学院生命科学研究科「生命文化学特論B」 (特別講義3コマ) 2007.6.2 お茶の水女子大学 化学・生物総合管理の再教育講座「科学コミュニケーション学概論」講師 2009.10.27, 11.10 京都大学大学院生命科学研究科 2010.10.19, 26 京都大学大学院生命科学研究科非常勤講師「「生命科学コミュニケーション・生命倫理」 2011.10.18 / 11.01 京都大学大学院生命科学研究科講義「生命科学コミュニケーション・生命倫理」 2018.09.25 奈良先端科学技術大学院大学講義 10-2 講演 2003.12.13 「ネットワークが拓く科学館の未来 ~日本科学未来館の活動から~」 デジタル技術で開く、ミュージアムの近未来北米の先端事例から考えるセミナー・シリーズ 2003-2004 第4回 クリスマス・レクチャー ネットワークするミュージアム 2004.8.22 「科学コミュニケーションというフロンティア」 生化学若い研究者の会 夏の学校ワークショップ「科学コミュニケーションの今」 2004.11.26 サイエンスライティング講座 「科学館の展示におけるテキスト」 東京大学教養学部 主催:NPOサイエンスコミュニケーション 2005.8.5 初等中等理科教育研究会 「脳科学の現在-科学はヒトと教育にどこまで迫れるのか」 2007.11.29 基礎生物学研究所講演会 「日本の科学コミュニケーションの現状と課題」 2008.1.19 NPOサイコム政策研究会 「日本のサイエンスコミュニケーションのネットワークに向けて―サイエンスアゴラを足場に」 2008.4.14 日本科学未来館サイエンスクロスロード 「サイエンスアゴラをたちあげて」 2008.4.20 NPOサイコム政策研究会 「科学技術コミュニケーションと科学技術政策―第3期科学技術基本計画とその背景を振り返る」 2008.5.17 NPOサイコム クローズド・ミーティング 「広報・コミュニケーション担当の理想と現実」 2008.8.1 STS-Network Japan 夏の学校 話題提供「イノベーションとサイエンスコミュニケーション」 2008.8.3 科学技術広報研究会 「Museumの役割、研究機関に期待すること―未来館、JST、東北大学脳科学グローバルCOE―」 2008.11 第2回ARGカフェ ライトニングトーク 2009.3.12 発達障害情報センター 2009.3.25 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所 平成20年度 第2回 花き研特別セミナー 「研究を加速するサイエンスコミュニケーション:成果をわかりやすく伝えるために何が必要か」 講演 「科学の制作・広報・コミュニケーション」 2009.5.22 名古屋大学 講演「科学の制作、広報、コミュニケーション」 (90分) 2009.6.25 Sparc Japan セミナー 講演 禁欲的な図書館に想うこと―サイエンスコミュニケーターからのメッセージ 2009.8.6 第10回生命科学と社会のコミュニケーション研究会で講演(京都)「“見える科学”のためにできること―制作の役割から」 2009.9.4-6 STSNJ 夏の学校(金沢) シンポジウム「科学コミュニケーション再考」話題提供 「科学技術の“広報”として」とシンポジスト(9/5) 口頭発表(セッション「Science? or Scientific? 科学コミュニケーションの現在形」 発表「図書館を攻略せよ -サイエンスコミュニケーションの戦線拡大」)(9/6) 2009.09.07 DRFtech-Kyoto 技術と研究が出会うところは 「Workshop of Application of Repository Infrastructure for eScience and eResearch ----研究成果やデータを永久保存していく活動へ向けて」口演「リポジトリからe-Scienceへ:サイエンスコミュニケーターからの提案」 2009.9.17 基礎生物学研究所科学コミュニケーションセミナー 演者 「サイエンスフェスティバル―科学と街はつながるか」 2009.11.20 国立国会図書館で講演 公開講演会「開け!図書館―サイエンスコミュニケーターが期待する新しい知の交差点」 資料あります 2009.11.27 京都でシンポジスト「社学連携コミュニケーションの成果をいかに評価するか 〜大学への貢献、社会への貢献、学問分野への貢献〜」 出席しての思いをブログにも書いてあります。こちらから 2010.01.08 DRF地域ワークショップ (東北地区)「DRF-Sendai」 講演 2010.06.12 第十回Wikiばな「知の越境、そして、すばらしきムダ知識へ」 講演「ひらけ、専"門"知-つくる・つなげる・つかう-」 2010.11.5 農研機構セミナー「研究とメディアのより良い関係を考える」 講演「研究現場とメディアの間で~厳密性と正確性と迅速性~」 2011.02.17 科学コミュニケーション研究会 第6回勉強会講師 2011.03.04 JAXA宇宙生物医学研究室ワークショップ 講演 2011.03.06 東京大学インタープリター養成講座シンポジウム 講演 2011.04.21 仙台はなもく会 講演 2012 宮城県立図書館? 2014.05.25 せんだいSchool of Design, Studio, 春学期 PBLスタジオ4 コミュニケーション軸 [Cityformat – 都市生活のインターフェースを考えなおす3 -] 松島でワークショップ http //sendaischoolofdesign.jp/studio/pbl4 10-3 登壇・パネラー等 2007年4月 科学技術週間サイエンスカフェ モデレーター 2008年3月 北海道大学CoSTEP修了シンポジウム パネリスト 2008年11月23日 サイエンスアゴラ「科学情報とウェブ Ⅰ 科学情報の特性と効果的な情報デザイン」 パネリスト 2008年12月5日東北大学サイエンスカフェ・スペシャル「うまくやってる?人とまちと科学技術と」コーディネーター 2009年6月20日 第4回ARGカフェ@仙台ライトニングトーク参加 「図書館員からの発信求む-科学コミュニケーターから思うこと」 2009.07.17 新潟 サイエンスカフェにいがた「オリュンポスの神々と本をめぐって ~科学夜話12題24色」 出演 2010.02.06 「科学技術と人間」研究開発領域 研究開発プログラム「21世紀の科学技術リテラシー」第3回シンポジウム 語り手 2010.05.08 ディスカヴァー・ブッククラブ 出演 2010.06.19 科学・技術ミーティング in 仙台 プレゼン「社会に向けて、 より開いた学術のために」 2010.06.25 サイエンスカフェにいがた出演 『物語としてのチェス、科学のフォーメーション ─来し方の局面を彩った本をチェスになぞらえる、サイエンストーク』 2010.10.09 キッズサイエンスカフェinふくいけんりつとしょかん 10-4 研究会主催 2008年6月28日 第1回東北地区「科学と社会との接点」研究会<テーマ: 科学技術と地域コミュニティ> 11 主な取材 朝日新聞 2005.1.31夕刊 東京新聞 2005.2 朝刊 日刊工業新聞 2007.11 JSTニュース "サイエンスコミュニケーションを培養する” 2008.01 サイエンスチャンネル 地下深く、溶けた鉄はさらさらと流れる 地球シミュレータが地磁気の反転を再現するまで 読売新聞2009.05.23東京23区版 日本経済新聞09.12.19土曜版(PLUS1)「親子で行きたい科学館ランキング」協力 12 褒章・受賞歴 丸文研究交流財団産学官交流助成 平成10年度 イタリア政府給費奨学金留学生 2000年度 ディスプレイデザイン賞優秀賞 (特別企画展「脳!-内なる不思議の世界へ」に対して) 2006年度優秀賞 グッドデザイン賞(特別企画展「脳!-内なる不思議の世界へ」に対して)2008年度 グッドデザイン賞(「東北大学東北メディカル・メガバンク機構事業紹介リーフレット(ロービジョン者向け) 2014年6月版」に対して)2014年度 13 公務・委員等 2008年度 独立行政法人科学技術振興機構 サイエンスアゴラ実行委員 2008年度 ブリティッシュカウンシル気候チャンピオン選考委員 2008年~2009年北海道大学CoSTEPジャーナル「科学技術コミュニケーション」アドバイザー 2009年 第32回日本神経科学大会(名古屋・090916-18)実行委員 (プレス担当) 2009年~ 第34回日本神経科学大会(横浜・2011年)実行委員 2010.09.02-04 Neuro2010(第33回日本神経科学大会・第53回日本神経科学会大会・第20回日本神経回路学会大会 合同大会) プレス委員 14 所属学会 日本化学会 日本分子生物学会 日本科学教育学会(退会) 日本神経科学学会(退会) 科学技術社会論学会 Society for Neuroscience 日本生物物理学会(退会) 日本疫学会 日本人類遺伝学会